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「決めつけてごめん」シャワーを顔にかけると大泣き⇒ハッとした!まだ話せない息子の気持ちに気づき…

小さいころからシャワーを顔にかけて慣れさせておくと良いと聞いたことがあり、その通りに息子にもしました。しかし、月齢が進んでも息子はシャワーを嫌がって泣くばかり……。嫌がる姿を見てかわいそうだと思いながらもシャワーをかけ続けていましたが、あることがきっかけでまだ話せない息子の気持ちを察することができたのです。

この記事の監修者
監修者プロファイル

助産師松田玲子

医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
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生後1カ月から顔にシャワー

SNSや先輩ママの体験談で、小さいころから顔や頭にシャワーをかけて水に慣れさせておくと後々のお風呂がラクになる、赤ちゃんがおなかの中にいたときは羊水の中だったから顔にシャワーをかけても大丈夫と聞いたことがありました。

 

なので、私も息子が生後1カ月のお風呂デビューをしたとき、シャワーの水圧を低くしてやさしく頭からシャワーをかけたり、顔にかけたりするようにして水が顔にかかることを慣れさせようとしました。

 

息子が泣いてもシャワーをかけ続ける

息子は顔に水がかかることが嫌なのか、シャワーをかけるたびに泣きました。でも、「小さいころから慣れさせることが大事。きっとそのうち慣れて泣かなくなる」と自分に言い聞かせ、シャワーを顔にかけることを続けたのです。

 

しかし息子の月齢が進むにつれてシャワーを拒絶する感情がはっきりしてきてしまい、泣き声も大きくなりました。嫌がる息子にシャワーをかけ続ける行為は、まるで虐待をしているような罪悪感を抱くように。夫が息子をお風呂に入れてくれるときは息子の姿が見えない分、シャワーをかけられて泣く声を聞くと特にかわいそうに感じました。

 

 

言葉がわからないと決めつけてごめんね

そんな日々に転機が訪れたのは、息子が生後8カ月のときでした。某芸能人ママのブログで「赤ちゃんだと思ってまだ言葉が通じないと決めつけず、声かけをするようにしています」という文章を見て、私はハッとしたのです。私は会話の成り立たない息子への声かけが苦手で、あまり話しかけていませんでした。

 

お風呂のときも基本は無言で淡々と息子に接していましたが、それからはなるべく話しかけることを意識。「これから頭を洗うよ。体を洗うよ」など声をかけてから息子に触れました。シャワーを顔にかけるとき、「頭とお顔を洗うから目をつぶってね~」と必ず伝えてからシャワーをかけるようにしたのです。

 

すると、まったく泣かなくなったわけではありませんが、声をかける前とかけるようになったあとでは明らかに息子の泣き方が変わったのです。それからも息子への声かけを意識し続け、現在1歳1カ月になった息子はすっかりお風呂が大好きな子に成長しました。

 

 

誰でもシャワーを急に顔にかけられたら、ビックリしたり不快に感じたりすると思います。もちろん赤ちゃんも例外ではなく、このとき初めて息子の気持ちに気づいたのです。当時の私は先輩ママの体験談を必死に追いかけ、一番大切なことを無視していました。これを反面教師に、何ごとも「まだ子どもだから」と決めつけず、息子の気持ちに寄り添うと心に決めたのでした。

 


著者:米久 熊代

1歳男児の母。人材会社や人事の仕事を経験し、夫の転勤を機に退職。現在はフリーランスとして前職関係の仕事とライターをしながら、プレママ・新米ママ向けブログを運営中。

 

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      声掛けは大切ですね。お風呂では毎日同じ声掛けで洗う部分を伝えるようにしています。シャワーも自分から当たるし、言える体の部位もどんどん増えます。発語にも関わると思います。

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