初めての出産は分からないことばかりです。陣痛の痛みがどんなものなのかも想像しかできません。そんな中、臨月に生理痛のような痛みが起こったら「陣痛」かと心配になってしまいますよね。
そこで、私の体験から、臨月に起こる生理痛のような痛みについてご紹介したいと思います。
臨月の生理痛のような痛み【前駆陣痛】
妊娠後期になると、おなかが張った感じがすることがあります。大抵は安静にしていると収まりますが、中には生理痛のような痛みが起こる場合も。臨月に入っていれば、思わず「これが陣痛!?」と、心配になってしまいますよね。
でも、単発だったり、不規則だったり、痛みも強弱まちまちな場合は「前駆陣痛」といわれる陣痛の予行練習のようなものの可能性か高いです。安静にして様子を見ましょう。
痛みの感じはさまざま
臨月に生理痛のような痛みがある場合、前駆陣痛と、出産に至る本陣痛が考えられます。
ただ単に、おなかの張りを感じるだけのときや、シクシクと痛むとき、キューッ!と子宮が締め付けられるような痛みを感じるときと、痛みの種類は実にさまざまです。どんな痛みでも、まず落ち着いて経過を観察してくださいね。
臨月の生理痛のような痛み【本陣痛】
痛みが定期的に起こり、その間隔が10分以内ならば、出産に繋がる本陣痛の可能性が大きいです。あわてずにかかりつけの病院に連絡をして、指示を仰いでください。
私の場合は、入院セットと保険証、診察券、印鑑を持って来院するように指示されました。無用なリスクを避けるためにも、病院に行くときは自分での車の運転は避けて、家族運転の車に乗っていくか、タクシーを使いましょう。
生理痛のような痛みが本陣痛だった場合、痛みは少しずつ強まってきますので、力まずに体の力を抜いて痛みをやり過ごしてください。痛みで息を止めてしまうと、おなかの赤ちゃんも苦しくなってしまうので、深くゆっくり深呼吸をするといいですよ。(TEXT:恋瀬たまこ)