すっかりおうち時間に慣れきった最近
数年前、出産を機に退職してからというもの、外出する機会がめっきり減りました。その後、新しく仕事も始めたのですが、コロナ禍ということでずっと在宅ワークをしています。
家が職場ですので、もちろん仕事はしますが、合間に家事をしたり、生理中でも特に人目を気にすることなく、生理用ナプキンを手で持ってトイレにいったり、服装も特に気にすることなくラフな格好で過ごす日々です。
久しぶりに家を出て仕事!のタイミングで
そんなある日、市内のコワーキングスペースで仕事の打ち合わせをすることに。久しぶりに家を出ての仕事! 私は楽しみにしていたのですが、その前日に生理になってしまいました。
ここ最近は、生理周期を確認することすら忘れていたので、当日急にならなくてよかった~なんて思いながら、かばんにナプキンを数枚ポイっと入れて家を出た私。ところが、いざコワーキングスペースに着いてトイレに行こうと思ってから気づきました。
「えーっと。ナプキンって、かばんからどうやって持ち運んでたっけ?」
在宅ワーク中はそんなことも考えずに、素手でナプキンをつかんでトイレに行っていました。でもここはコワーキングスペース。かなりオープンな場所で、もちろん周りには人がたくさんいます。
私はかばんのなかで慌ててハンカチに包み、トイレに持っていきました。
すっかり忘れていた生理中の心得
トイレに行きながら考えるうちに思い出してきましたが、そういえば会社員時代、生理期間中には、ナプキンを入れるポーチを持ち歩いていました。というより、普段からナプキンの入ったポーチを持ち歩いていたことをすっかり忘れていました。
ふと気付くと、その日は何も考えずに白いズボンをはいていました。これも会社員時代には絶対なかったこと! 生理中は万が一の経血漏れに備えてボトムスの色にも気を付けていました。
うっかり白いズボンをはいてきてしまったことに気が付いてからは、経血漏れをしないか気が気ではありませんでした。何度もトイレに行くうちに、今度はナプキンの枚数が心細くなってきます。「ナプキンだってもっと多めに持ってくるんだった……」。久しぶりの外出は、ハラハラするやら、自分がちょっと情けなくなるやらでした。
この数年間、生理期間中の外出を本当にしていなかったなと改めて思いました。特に職場や、たくさんの人目があるような場所では、生理中いろいろな準備や注意をしていたことを久しぶりに思い出しました。
また今後少しずつ外出できるようになったときのためにも、この心得は忘れないでいようと思います。
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監修/助産師REIKO
著者/よっちゃん