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「妊娠しています。でも…」赤ちゃんに影響は?時限爆弾を抱えて…

30歳で妊活を始めた私。普段から基礎体温はつけていて、生理周期も安定していたのですが、なかなかうまくいきませんでした。プレッシャーからか、次第に生理周期も乱れるようになってしまい婦人科を受診。すると、思わぬものが見つかって……。

「妊娠しています。でも…」赤ちゃんに影響は?時限爆弾を抱えて…

 

30歳で妊活を開始

結婚して半年。30歳になった私は妊活を始めました。当初は結婚2カ月で新婚旅行に行く予定でしたが、コロナ禍のため延期。先の見通しも立たないことから、「子どもが先にできてもいいよね」となって、妊活をスタートしたのです。

 

妊活を始める前から基礎体温はつけていて、生理もほぼ予定通りにきていました。だから、すぐに妊娠できると思っていたのです。ところが、私としてはタイミングを合わせているつもりでも、それが違っているのか、なかなか授かりません。次第に妊活のプレッシャーと仕事のストレスとが重なって、生理周期もズレるようになってきて……。自力ではどうにもならず、婦人科を受診することにしました。

 

婦人科で検査を続けていると…

数カ月間、検査をしながら様子を見ると、なんと卵巣嚢腫が見つかったのです! 私は総合病院へ転院し、精密検査を受けることになりました。

 

そして検査の日……なんと、精密検査中に妊娠していることが判明! やっとのことで授かった喜びはありましたが、同時に「病気で赤ちゃんが産めないのでは……」と不安になりました。


医師によると、卵巣嚢腫は自覚症状がなく、妊娠後に見つかるケースや、痛みが出て初めてわかることが多いとか。6cmぐらいの大きさになると捻転しやすく、そうなると非常に痛いので手術したほうがいいそうですが、私の場合は4cmだったのですぐに手術する必要はなく、そのままにしておいても妊娠には影響ないとのことでした。

 

「妊娠に影響はない」のひと言を聞いてひと安心。最終的に、妊娠中は経過観察、産後に手術を検討することで方針はまとまりました。

 

人生最大級の腰痛が!

ところが、ある朝、急に人生最大級の腰痛が! 立ち上がることもできず、這うようにして救急外来へかかりました。私は卵巣嚢腫があるとわかっていたのでそのせいだろうと落ち着いていられ、またおなかの張りや出血がなかったことから「切迫流産ではないだろう」と推測。病院でもすぐに原因を特定して迅速に処置してもらえました。とは言え、エコーで赤ちゃんの元気な姿を確認できるまでは安心できませんでしたが……。

 

その後、精密検査のために大学病院へ転送され、「捻転しているなら緊急手術します」と言われましたが、昼過ぎにはなぜか痛みがなくなり、検査画像でも捻転はしていなかったので、何も治療はせずに帰宅。医師には「おそらく捻転しかかったか、引っ張られて当たりどころが悪かったために痛くなったけど、それが運よく元に戻ったのでしょう」と言われました。

 

それ以降、一度も痛みはありません。ただ、卵巣嚢腫は自然に消えるものでも薬で治療できるものでもなく、切除手術しか方法はないようなので、今は出産まで痛みが再発しないことを祈るしかありません。この爆弾を抱えたまま次の妊娠はしたくないので、出産後には手術をする予定です。

 

 

卵巣嚢腫が生理不順の直接的な原因ではなかったかもしれませんが、生理不順がきっかけで病院に通い、卵巣嚢腫を早期発見できたことは本当に幸いでした! 日ごろから生理周期を管理すること、不調があればすぐ病院へ行くことは、とても大事なことだと実感しています。
 

 

 

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監修/助産師REIKO
文/Rightさん

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