30代、友人の結婚ラッシュで焦り始める
20代は仕事ばかりの毎日で、将来のことは「いつか結婚できるだろう」と深くは考えていませんでした。そうして30代になり、友人の結婚ラッシュが始まりました。結婚式に招待される機会も増え、私は「そろそろ婚活しないと結婚できないかも」と焦りを感じるように。
それからマッチングアプリで婚活を始め、1カ月程度で運良く結婚を考えられる彼に出会いました。
「結婚を考えている」両親に紹介しようとして…
彼氏とお付き合いを開始して半年ぐらいが経過したとき、「そろそろ自分の両親に彼氏を紹介しよう」と考えるようになりました。両親に紹介する前に、メールや電話で彼氏について両親に話すと……親から「大卒じゃないとダメ」「3年以上同じ職場で働いたことがない人は信用できない」などと学歴や職歴に文句を言われ、結婚を反対されてしまいました。
たしかに彼は高卒で、転職を繰り返している人。両親からは「そのような人に会うつもりはない」とまで言われてしまい、彼を紹介する計画は頓挫してしまいました。
反対されたまま結婚に踏み切る
その後も私は「学歴や職歴ではなく、彼の人柄を知ってほしい」と何度も伝えましたが、両親はまったく理解してくれず、結婚にも反対の姿勢を崩しませんでした。
彼のことが好きで、結婚願望も強かった私は両親の意見をスルー。彼も私との結婚を真剣に考えてくれていたこともあり強引に結婚に踏み切ることに!
しかし、強引に踏み切ったため両親の祝福がない結婚となってしまいました。家族を傷つけてしまったかもしれない、これから2人だけで生きていけるのだろうかと最初は少し不安もありました。そんなとき、夫は「(私の)両親とうまくいかなくても2人で生きていこう」と言ってくれたのです。
結婚してもうすぐ2年。たまに夫婦喧嘩をすることはありますが2人で仲良く暮らしています。結婚してよかったですし、後悔はありません。
結婚して2年が経過した今、両親とはお正月や誕生日に連絡を取り合うくらいにはなりました。
自分の両親の理解を得られない結婚だったので、「うまくいかなかったらどうしよう」と最初は少し不安がありました。しかし、あのとき両親の意見を聞いていたら、今の幸せな結婚生活はありません。両親に反対されたとしても自分の人生です。「この人とずっと一緒にいたい」という自分の気持ちを大切にした結果、今幸せな結婚生活を送ることができていると感じています。
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著者/大野裕子