娘ちゃんの慣らし保育が始まった晩島家。
久しぶりに1人の時間ができても娘ちゃんのことばかり考え、初日はあっという間にお迎えの時間になりました。
そして慣らし保育2日目が無事に終了したのですが……
慣らし保育2日で一家全滅した話。 第1話
慣らし保育2日目が無事に終了した深夜、夜間授乳を終えて寝ようとしたとき……
娘ちゃんが咳き込む声が聞こえ、「嫌な予感がする」と起きた晩島さん。
コホ!……ゴポ!
娘ちゃんが突然大量嘔吐!
原因がわからず焦る晩島さんとパパ。
「ふぇぇぇ」
泣き声を聞いて、「生きてる、よかったぁ」そう思うほど激しい嘔吐でした。
深夜だったため、晩島さんは小児救急電話相談の♯8000に電話。
「胃腸が弱っているところにオナラや咳で力が加わって嘔吐することもあります」
「今落ち着いているなら様子を見られて良いと思います」
「すぐ水分は与えず、1時間してから10分毎に少量の水をあげてください」
電話を終え、嘔吐で汚れてしまった布団や着替えの片付けをする晩島さんとパパ。
小さいときからよく吐き戻しがあり、さらに晩島さん自身が母乳過多だったため、“母乳を飲ませすぎたかもしれない”と、病的な警戒を怠ってしまいました。
翌朝少しずつ水分を与え、元気に見えていたのですが、昼過ぎに再び大量の嘔吐!
その後熱を計ると38度の熱が出ていることがわかり、さらに夕方には脱水の症状が出てしまいました。
日曜だったため救急外来に行き、採血と点滴をしてもらうことに。
処置室の外まで娘ちゃんの泣き声が響きわたりました。
無事に処置が終わった後、胃腸炎との診断を受けて解熱剤をもらって帰宅。
「胃腸炎かぁ……」
娘ちゃんを寝かしつけながらぼんやり考えていると、突然ハッとして
「ノロだったらやばくね?」
今更その危険性に気づき……!?
次回、「ノロじゃありませんように!」翌朝かかりつけ医に行った結果……
監修/助産師REIKO