トイレは断固拒否!!
私がかなりズボラな性格なこともあり、息子が3歳を迎えても特にトイトレはせずにおむつで過ごさせていました。しかし、同い年のお友だちはすでにトイレで用を足しているとの情報をよく耳にし、これはまずいと思った私は、まずは義姉から譲ってもらったおまるからチャレンジさせてみることに。
すると予想外にも、すんなりとおしっこができた息子。これはもしかしたらトイレでもできるのでは?と思い、さっそく息子をトイレに誘ってみると、まぁ嫌がる嫌がる……。ここから、わが家でのトイトレが本格的にスタートしたのです。
いろいろ工夫を凝らすも…
まず私は、トイレの中に息子の好きなキャラクターのシールを貼ったり、トイレでおしっこができたらシールを貼れるご褒美シートを設置したりして、息子を積極的にトイレに誘ってみましたが、ダメでした。
ならばと、近所のお友だちの子にトイレでおしっこしている姿を見せてもらって、「すごーい! おトイレでおしっこできるんだね!! かっこいい!!」と褒める姿を見せてみたものの、やっぱりダメ。息子はもうすぐ幼稚園入園なのに、基本はおむつで過ごしていて、こんな状態で大丈夫なのかと焦っていました。
トイトレ未完了のまま入園
そうこうしているうちに息子は3年保育の幼稚園に入園し、慌ただしい毎日を送っていました。息子が入園後、2週間ほど経ったある日、お迎えのときに担任の先生から「〇〇(息子)くん、トイレでじょうずにおしっこできましたよ〜」と言われ、「えっ??」と驚きました。
先生に詳しく聞くと、他の子が何人もトイレでおしっこしているのを見て影響されたのか、自分からトイレへ行き、おしっこができたとのこと。そして家に帰ってからも、すんなりトイレで用を足す息子の姿を見て、私のこれまでの苦労はなんだったのだろうと心底思いました。
5歳になった今では、すっかりひとりでトイレに行けるようになった息子。幼稚園の先生によるプロの技もあると思いますが、幼稚園で数日間過ごすだけで、こんなにすんなりとトイトレが終了するとは思っていませんでした。自分だけの力では息子にトイレでおしっこをさせることが難しかったので、本当に幼稚園の先生とお友だちには感謝しています。
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著者:竹の内 由紀
5歳の幼稚園男児のママ。乳児期に産後うつになり、治療をおこなう。現在は趣味のイラストを活かした仕事をしている。