開けてビックリ!荷物の中身は…?
初めて義母から荷物が届いたのは、結婚してすぐのことです。中身はデパ地下で購入したようなお菓子や、夫の昔の写真、押し入れの奥から出てきたであろうバスタオルなどでした。このころはまだ“いい嫁”として頑張っていた私は、「ありがとうございます」と義母にお礼の電話を入れていました。
このあとも次々と義母からの荷物が届いたのですが、中身は夫が昔使ってたであろうキーホルダーやノートに鉛筆、トレーディングカードにおもちゃなど。義母からしてみれば大事な息子が使っていた思い出の品だと思うのですが、正直私にとっては「わざわざ送ってこなくても……」と、処分に困ってしまう物ばかりでした。
これは思い出の品?それとも不用品?
どんどん届く義母からの荷物。最初は夫に確認をとってどう処分するのかを決めていましたが、夫いわく「ほぼ不要な物」でした。義母から届く荷物の大半は、例えるなら子どものときに使っていた机の引き出しの中身そのままです。大量のキーホルダーにシールに昔のおもちゃなどなど、書き出したらキリがありませんが、とにかく「もういらないよ。こんなのもう使わないよ」というものばかり送ってきたのです。
次第に私は義母からの荷物が届くやいなや、もう使わないと思われる不用品をその場で仕分けし、リサイクルショップに持ち込むようになりました。
届く荷物にへきえき!義母に思いを伝えると…
どんどん届く不用品ばかりが詰まった荷物に、私はだんだんとへきえきしてきました。一応義母は夫に確認をとってから荷物を送るそうなのですが、私としては、なぜ安くない送料をかけてまで不用品ばかりを送りつけてくるのか疑問でした。夫がひと言「今度そっちに片付けに行くよ」とか「そっちで処分してほしい」と言ってくれればいいのにと思いましたが、なかなか言い出せなかったようです。
これはもう私がハッキリと言わないとダメなのでは?と決意し、義母へ直接電話をすることに! 「お義母さん、いつも荷物を送ってくれるのはありがたいのですが、正直に言うと中身は不要なものばかりです。そちらで処分していただいて構わないです」という旨を伝えました。
どうやら義母は、「勝手に捨てたら困るだろう。処分するかどうかは自分で判断してほしい」という理由で荷物を送ってくれていたようです。ハッキリと「不用品です」と伝えてからは、パタリと送ってこなくなりました。あれから10年、今では3人の子どもたちの誕生日に、それぞれお菓子やおもちゃなどを送ってくれるようになりました。
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作画/キヨ
著者:小山田ちよえ
2男1女の母、アラフォー主婦。夫の仕事が忙しく平日はワンオペ育児に奮闘中。チョコレートとパンが大好き。復職に向けて資格取得を目指している。