赤ちゃんの寝るときの環境についてもう一度見直してみましょう。意外なところに危険がひそんでいる場合があります。今日はベッドや布団でおこりやすい窒息についての対策をお伝えします。
気道がふさがれることで窒息に
赤ちゃんは自分で顔にかかったものを取ることはできません。ですので、赤ちゃんの口や鼻が塞がれてしまうと窒息してしまうことがあります。やわらかい布団はうつぶせになったときに沈み込んでしまうことで、口は鼻をおおってしまうことがあるので気をつけて下さい。そのほか、掛け布団やぬいぐるみも窒息の原因になるので、赤ちゃんが寝るところはすっきり何もない状態がベストです。
赤ちゃんに枕は必要ない?
気道をおおってしまうことを考えると、赤ちゃんのころは枕は必要ありません。大人のふわふわの枕は赤ちゃんにとっては危険。自分でおすわりができるようになれば心配ないので、成長にあわせて使うようにしましょう。
ベッドの場合は転落にも注意
布団ではなくベッドで寝る場合には転落にも注意しましょう。ベッドを壁につけて、赤ちゃんを壁側に寝かせる。もしくは、ベッドに柵をつけるなどして予防をしましょう。怖いのは、壁から中途半場に離してベッドを置いている場合。頭が引っかかることで、ただの転落ではなく、首などをひねってしまうことも。壁側に赤ちゃんを寝かせるときには、ぴったり壁にくっつけることを徹底しましょう。
ベビーベッドに寝せているときには、ベッド内に余計なものを置かないようにすること。親と一緒に寝ているときには、その布団が赤ちゃんに安全かを確認しておきましょう。また、添い寝のときでも掛け布団は別々の方が、事故予防にも体温調節にもいいですよ。