年下の彼とお付き合いスタート
私と彼が交際を始めたときは、私は27歳で彼が21歳。アラサーで結婚を意識していた私は「結婚前提でないとお付き合いできない」と彼に伝え、お付き合いがスタートしました。彼は実家住まい、私はひとり暮らしだったので、彼は週の半分ほどは私のアパートに来て一緒に過ごすことが多かったです。
仕事の日は、彼よりも私のほうが帰る時間が遅くなることが多く、彼が私のアパートで夜ごはんを作ってくれたり、帰宅したらすぐにお風呂に入れるよう準備していてくれたり……。
ひとり暮らしをしていると寂しさがありましたが「一緒に生活する相手がいるってこんなに幸せなんだな」と、私は彼との結婚を自然にイメージできるようになっていきました。
妊娠判明。とてもうれしい!だけど…
そんなとき私は生理が遅れていることに気付き、調べると妊娠が判明。彼はもちろん妊娠を喜んでくれ、私は初めてのことで戸惑いがありましたが、妊娠したことはとてもうれしく思っていました。
しかし、私のなかで「できちゃった結婚」というワードが頭を巡り始めました。世の中には「でき婚」に関して、よく思わない人もいることを知っていたからです。とくに親や友人にどう思われるのかな……という不安がありました。
私を支えてくれた彼の存在
私は不安を素直に彼に打ち明けてみることに。すると彼は「俺たちの周りに、悪く思う人なんていないよ。いたとしたって言わせておけばいい」と力強く励ましてくれました。そして「順番は逆になってしまったけれど、結婚しよう」とプロポーズしてくれたのです。そのひと言で私は「不安なことばかりではなく、明るいことを考えていこう」と気持ちが変化しました。
妊娠と結婚を報告すると、両家の親や親戚はもちろん手放しで喜んでくれ、安定期に入ってから報告した複数の友人もみんな心から祝福してくれました。
妊娠がわかったとき「デキ婚だから」と周りから批判されるのでは……と不安があった私でしたが、彼の励ましの言葉で、不安がすべて吹き飛びました。私にとって彼は、将来を共に歩む人生のパートナーになってくれると確信した出来事でした。
どんなときでも近くで励まして支えてくれ、私のことを一番に考えてくれる彼と結婚して夫婦になれた今、とても幸せな日々を過ごしています。
著者/樋山ゆり菜
イラスト/マメ美
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