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久本雅美さんインタビュー「40代のころは飲めや歌えやの大騒ぎでした」#1

司会者、タレント、女優、芸人と多方面で活躍中の久本雅美さん。自身のおひとりさまライフや恋愛と結婚への想い、仕事にかける情熱や家族とのつながりなどを記したエッセイ『みんな、本当はおひとりさま』が今、幅広い年齢層から大きな支持を受けています。インタビュー1回目では、普段の生活ぶりや更年期の時期の体の変化などについてお聞きしました。

久本雅美さんインタビュー#1

 

自由である分、責任を持たないといけない

――『みんな、本当はおひとりさま』というタイトルは、胸に刺さる言葉です。

 

久本さん 私自身、気付けば63歳になっていて、この年までひとりでした。でも、寂しくもなければ不幸せでもないですし。結婚していようがしていまいが、子どもがいようがいまいが、自分の人生を切り拓いていくのは自分にしかできないので、『みんな、本当はおひとりさま』を通して、私のこれまでの生き方を知ってもらうことで、皆さんに元気になってもらえたらいいなぁと思っているんです。

 

――久本さんが「独り身って、やっぱり気楽でいいなぁ」と思うのは、どんなときでしょうか?

 

久本さん 自分の時間を自由に使えることのありがたさは、常日ごろから感じています。好きなときにごはんを食べて、好きなときに寝て、好きなときにテレビを見て。自分のリズムを好きなように作っていけるのがひとり暮らしの醍醐味ですよね。まぁ、だからいまだに独身なのかもしれないですけど(笑)。

 

――ということは、起床時間や就寝時間も日によって違うのでしょうか?

 

久本さん これくらいの年になると、寝る時間も起きる時間もだいたい決まってくるんですね。夜は12時半過ぎには寝て、朝は遅くとも8時までには起きます。すべてが自由だからといって、ダラダラと過ごすわけではないんですね。

 

自分がどう生きて、どのような価値ある生き方をしてくか。自由というのは自分で自分に責任を持たないといけない部分が大きいですし、時間を無駄にしたくないという気持ちが強いんです。

 

――メリハリのある生活を送られていらっしゃるのですね。

 

久本さん 私はすべてのことに意味があると思っているんですね。だから、ダラダラするのにも、ボーっとするのにも意味がある。ただ、無駄が嫌いな性格ということもありまして、朝起きてから夕方まで何もしない、という日はないんです。1日家で過ごすとしても、映画やお芝居のDVDを見たり、本を読んだり、Zoomで友だちとおしゃべりしたりと、とにかくいつも何かをしていますね。

 

40代は若く、50代もまだまだ元気な年代

――逆に、「独りだと心細いな……」と感じる瞬間もあるのでしょうか?

 

久本さん もちろん、ありますよ~。例えば、ジャムの瓶が開かないときとか、ワインのコルクが抜けないときとか。私は電気系統がさっぱりわからないので、テレビや家電のちょっとしたトラブルにも困ります。

 

あとはやはり、地震が起きたりすると心細さを感じますね。でも、喉元過ぎれば熱さを忘れるタイプなものですから。まわりに妹や友だちがいますし、みんなで励まし合いながら生きています。

 

――ウーマンカレンダー世代の40代、50代のころには、どのような生き方をしていたのでしょうか?

 

久本さん 今は人生100年時代ですから、40代、50代は折り返し地点ともいえる年代ですよね。63歳の今、思うのは、40代はめちゃくちゃ若いということです。体も動くし、走れるし、頑張れます。

 

実際、40代のころの私は毎日、バリバリ動いていましたし、お酒もガンガン飲んでました。20代、30代のころに比べれば無茶はできなくなりましたけど、打ち上げとなったら「朝まで行こうよ!」くらいの勢いはありましたね。

 

50歳を過ぎても元気でしたが、50代半ばごろからは体のことを考えて2時過ぎくらいには引き上げるようになり、60代の今はその日のうちに帰ります。まぁ、年に1回くらいは、ハメを外して朝までガンガン行くこともありますけどね(笑)。

 

48歳のときに子宮筋腫の手術を受けた

――ちなみに、更年期の年代はどのように過ごされていたのでしょうか?

 

久本さん ありがたいことに、私の場合、更年期症状の経験がほとんどないんです。ホットフラッシュというのかな? 体が急に暑くなることは3~4回くらいはありました。でも、すぐに治まったので暑さや汗に悩むこともなかったんです。

 

――更年期のころの生理の状態はいかがでしたでしょうか?

 

久本さん もともと生理不順だったこともあり、あまり悩むこともなく、いつの間にか閉経していました。ただ、48歳のときに子宮筋腫が見つかったころはつらかったですね。出血量が多く、貧血気味になることもありました。

 

――子宮筋腫は手術を受けたのでしょうか?

 

久本さん 腹腔鏡手術だったので2泊3日の入院で済みましたし、回復も早かったですね。この子宮筋腫が更年期の時期で一番大変だったかもしれないです。

 

次回は、健康を保つための体のケアや心構えについてお話をうかがいます。

 

 

<久本雅美さんプロフィール>

 

1958年大阪府生まれ。劇団東京ヴォードヴィルショーを経て、1984年に演出家の喰始、柴田理恵らと劇団『WAHAHA本舗』を結成。軽妙なトークで人気を博し、『秘密のケンミンSHOW極』『ヒルナンデス!』(ともに日本テレビ系)など、数多くのバラエティ番組やドラマに出演。最新刊に『みんな、本当はおひとりさま』(幻冬舎)

 

<著書>

 

著書『みんな、本当はおひとりさま』

 

『みんな、本当はおひとりさま』 久本雅美著/幻冬舎 1300円+税

 

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    この記事の著者
    著者プロファイル

    ライター熊谷あづさ

    ライター。1971年宮城県生まれ。埼玉大学教育学部卒業後、会社員を経てライターに転身。週刊誌や月刊誌、健康誌を中心に医療・健康、食、本、人物インタビューなどの取材・執筆を手がける。著書に『ニャン生訓』(集英社インターナショナル)。

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