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世界で250件以上の死亡事故が!ブラインドひもによる赤ちゃんの窒息

ブラインドのひもによる乳幼児の窒息事故が起きています。家の中のブラインドやスクリーンなどにあるひも部分が子どもの首に絡まると、気道閉塞による窒息または酸素欠乏による意識障害が起こり、15秒以内に気絶し、2〜3分以内に死亡する可能性があるとのことです。どのように対策をしたらいいのかチェックしてみましょう。

 

今日は室内でおこる赤ちゃんの事故についてお伝えします。消費者庁では、ブラインドなどのひもでの窒息事故が起こっていることを発表し、そのうち3件が死亡事故だったとして注意喚起をしています。

 

世界では250件以上の死亡事故がおきている

家の中のブラインドやスクリーンなどにあるひも部分が子どもの首に絡まると、気道閉塞による窒息または酸素欠乏による意識障害が起こり、15秒以内に気絶し、2〜3分以内に死亡する可能性があるとのこと。

 

ブラインド等のひもが危険である認識が少ないため、寝室やリビングで目を離したときに静かに事故が発生するため、気づかないことも多々あるようです。世界15カ国では1996年以降、250件以上の死亡事故が発生していることがわかっています。

 

思わぬところにひそむ危険

日本でも平成22〜26年の間に5歳未満の死亡事故が3件報告されています。死亡に至らない事件も7件起きており、ブラインド等のひもが、ときに凶器になることを知っておいたほうがいいことを示しています。

 

生後6ヶ月の男の子の死亡事故では、ブラインド近くのベッドで寝ていたが、寝返りをしてベッドから落ちたときに、ひもが首にくいこんだとされています。そのほか、かくれんぼをしていてあやまって引っかかってしまったり、出窓からソファーに飛びうつるときに首にかかってしまった例もあります。

 

 

 

子どもの手が届く場合は上部でまとめる

床から低い位置にひもが垂れ下がっている場合は、手が届かない位置でまとめて、クリップなどで留めておくと安全です。また、ソファーやベッド等に乗り、ひもが首にひっかかることがあるので、ブラインド近くにはソファーやベッドを設置しないようにしましょう。

 

また、一部の商品ではひも部分に一定の重さがかかるとひものつなぎ目がはずれる「セーフティジョイント」などの安全対策がされたものもあります。今後、購入する場合はこういった対策がされているものを検討するのもいいでしょう。

 

 

 

家庭内にある思わぬものが事故の原因になることがあります。赤ちゃんがいる人は、改めて室内が安全かの確認をしましょう。

 


参照:消費者庁「ブラインド等のひもの事故に気を付けて!」

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