子育て中はひとりになれない!
子どもが小さいうちは自分の時間なんてまったくない!と言いますが、本当に24時間子どもと一緒。寝ているときも、トイレのときも、お風呂のときも……です。トイレにも子どもが付いてきて、一緒にトイレに入るとか、ドアを開けたままにしておくなんていう経験もしてきました。
普段は、子どもが不安にならないように、泣かないようにとそれでもいいのですが、生理のときには困りごとの1つでした。
ママ、血が出ている!
子どもが幼稚園くらいのころです。このころになると、トイレに付いてくることもなくなっていました。
しかし、ある生理中の日、トイレに入っていると、突然「ママー!」と、ドアを開けたのです。ちょうど汚れたナプキンを取り替えようとしていたときでした。
私も驚きましたが、子どもはさらにびっくり。「ママ! 血が出てる……」。そう言って驚いている子どもに、とっさに「ママはおなかが痛いの」と言い訳になるような、なっていないようなことを口走り、その場をごまかしました。子どもはそれ以上聞いてくることはなかったのですが、かなり驚いている様子でした。
生理中のお風呂は夫の協力が必須
また、私の場合、生理中だけはお風呂にひとりで入りたい、と思っていました。そのため、日頃は子どものお風呂は、夫と分担していますが、生理中は夫の役目ということにしていました。
とはいっても、夫が仕事で帰宅が遅いときには、私が生理中であろうと子どもたちと一緒に入ることになります。
そんなときには、タンポンを使用して経血が出ないようにして入浴。それでも湯船に浸かるのは抵抗があったので、お湯を張らずにシャワーにしていました。ただ、寒い時期は子どもはお湯に浸かりたがるので、ある程度大きくなったころには、私が洗っている間に子どもがお湯に浸かっているなど、いろいろな工夫をして乗りきりました。
私の場合、子どもにも経血をあまり見られたくないと思っていましたが、気を付けているつもりでも、経血を見られてしまうことが何度かありました。そのたびに、なんとなくごまかしたり、それとなく説明したり……。経血をもっと徹底的に隠すべきだったのか、きちんと説明していくほう方がよかったのか、迷いながら過ごしました。そして、そうしているうちに、子どもは小学校低学年に。今では、なんとなく「ママは生理」ということがわかってきているようです。
ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!
監修/助産師REIKO
著者/うみの るな