入院中、娘2人をどうするか会議
わが家には、まだ手がかかる3歳と2歳の2人の娘がいます。そのため、3人目の妊娠が判明したときから、私が出産で1週間入院している間、子どもたちの面倒を誰が見るかという点については、夫婦で話し合っていました。
夫が日勤の日は私の実家に預けるとしても、問題は夜勤のときです。夫の実家は遠方なので頼ることはできず、私の実家は家族でよく行ってはいますが、子どもたちだけではお泊まりしたことがなかったのです。
夫が職場に休みの希望を伝えると…
困っていると、夫は職場に休暇を申し出てみると言ってくれました。
加えて、夫は「きっとこれが最後の出産になるだろうから、できる限りのことはしたい」と言ってくれたのです。娘たちとの時間を大切にしたいということもあり、休みが取れるのなら休めるだけ休む方向で職場に相談してくれました。
その結果、その月の勤務は入院する予定の1週間の休みとその前後にも休みを調節してくれました。夫の職場では子育て世代の方が多く、出産に協力したいという夫の相談を快く受け入れてくれたのです。
お互いに大満足の1週間の入院生活
そうして始まった、私の出産入院と、夫と娘たちだけの生活。娘たちは私と離れたことがなかったので大丈夫かと心配でしたが、私の不安とは裏腹に、パパととても楽しく過ごせたようです。
夫と娘2人は毎日遊びまくって過ごしたらしく、楽しそうな動画や写真がたくさん送られてきました。コロナの影響で、入院中は面会禁止だったので、私はその動画や写真が楽しみだったほどです。
コロナ禍ではありましたが、ちょうど感染が落ち着いていた時期で充実した1週間を過ごしたらしく、夫は「このまま娘達と遊ぶ毎日が続けばいいのに」と言っていました。
3人目の出産に当たり、私は自分の入院生活や出産よりも、娘たちと夫の3人の生活の方が気になって仕方がありませんでした。しかし、夫は子どもと遊び回るだけでなく、洗濯やごはん作り、子どもたちとのお風呂など、いつもの生活のすべてをこなしていてくれました。また、この1週間で娘たちとの絆もさらに深まったようです。
そして、私も慌ただしいながらも家族といる賑やかな生活がとても幸せなんだと実感することもできました。それもこれも休みをとってくれた夫のおかげなので感謝しています。
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著者/sugar111 佐藤 幸代