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「意識がもうろうとして…」耐えがたいほどの生理痛…そこへ救いの手が!

生理痛が重く、痛み止めを飲まないといつも耐えられない私。大学生のころ、生理中にもかかわらず、うっかり痛み止めを飲み忘れたまま学校に行ってしまいました。すると講義中に、痛みに意識もうろうとなってしまい……。

「しんどすぎる…!」耐えがたいほどの生理痛。ついに意識がもうろうとし…

 

とにかく生理痛が重かった私

もともと生理痛が重く、生理中は痛み止めの内服が欠かせなかった私。特に生理2日目は痛みがひどく、必ず6時間ごとに痛み止めを飲まないと日常生活に支障が出てしまうほどでした。

 

今振り返ると、そこまで生理痛がひどいのであれば、早めに病院で相談すればよかったと思います。しかし、当時は「痛み止めさえ飲めばなんとかなるから大丈夫」という考えでした。

 

うっかり痛み止めを飲み忘れ大変なことに

大学時代の話です。その日は最も痛みが強い生理2日目だったにも関わらず、うっかり痛み止めを飲み忘れ、薬をかばんにも入れず学校へ行ってしまいました。ちょうどテスト前で忙しく疲れもあり、ぼーっとしていたのかもしれません。

 

講義が始まり、しばらくすると下腹部に鈍い痛みが。「しまった! 生理中だったのに、痛み止めを飲み忘れた!」。慌ててかばんの中を探しましたが、痛み止めはありません。そのうちに痛みはどんどん強くなっていきました。


いつも必ず「痛くなる前」に痛み止めを飲んでいたため、久しぶりに感じる激痛はより耐えがたいものに感じました。ついには痛みで意識がもうろうとしてきて……。講義中にも関わらず、講義の内容はまったく頭に入ってきません。

 

思い切って隣の席の女友だちに相談したら…

「困った、どうしよう……」。途方に暮れていた私でしたが、なんとかしたいと隣の席に座っていた女友だちに思い切って相談することに。「生理痛でしんどいんだけど、痛み止め持ってる?」。

 

すると、すぐに状況を察してくれて、彼女が常備している市販の痛み止めを分けてくれました。さらに胃に負担がないようにと胃薬まで。


お礼を言って一度席を外し、もらった痛み止めを飲んで休んでいると、徐々に痛みが和らいでいきました。彼女のおかげで、その日は残りの講義もすべて無事に受けることができたのです。

 

 

当時、女友だちに生理痛を打ち明けることに対して、少しためらいを感じていた私。親切な対応でピンチを救ってくれた友だちに改めて感謝するとともに、生理に関することはもっと気軽に伝え合い、助け合えるようになりたいと感じました。

 

また、今になって考えると「痛み止めを飲まないと耐えられないほどの痛み」なんて、心配な状態だったなと思います。その後、婦人科を受診し、低用量ピルを内服するようになったため、現在は生理痛が気にならなくなりました。

 

 

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監修/助産師REIKO
著者/白石みやこ

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