ケンカの原因
ケンカの原因は、主に家事分担に関することです。共働きで働いている以上、家事もしっかり分担したいと考えている私。それに対し、夫は始業時間が早いため朝早く出ていき、夜も残業のため帰りが遅いこともあって家事を頼んでもすぐやろうとしません。
家にいるとき、何をしているかと思えばソファで横になりながらゲームばかりしているのです。そんな姿にイライラした私が夫に怒るところからケンカが始まります。
ケンカになると…
夫はいわゆる「妻の尻に敷かれるタイプ」ではありません。
自分に非があると思わない限りは絶対に謝らない、自分に非があっても相手にも非がある場合、論破して自分を優位にもっていくような人です。
夫が家事をしないことが原因で起こったケンカなので、私は夫が謝るのが普通だと思っています。しかし、私が感情的に怒っていると、夫からは私にも非があると言われ、収拾がつかなくなってしまいます。
たとえば、家事をやってくれない夫に対し「なんで手伝ってくれないの? もういい! 別れる!」と感情的になったとします。そうするといくら私が「家事をやらないことを謝って」と言っても、夫は「いや、感情的に怒ったことを謝って。冗談でも別れるなんて言われて傷ついた」と、自分の立場を優位に立たせようとしてくるのです。
こうなってしまったら最後。頑固な性格の夫が自分から謝る可能性は0%です。
ケンカを終わらせる方法
結論からいうと、夫から謝られることはほとんどないため、仕方なく私から謝ります。すると、夫も自分の非を認めて謝ってくれるのです。
私がどうしても謝る気がなかったときには冷戦状態が長引き、夫と丸1日会話をしなかったこともあります。でも、私は寝たら嫌なことを忘れるタイプなので、一晩経って進展のなかった場合は、自分から終わらせるようにしています。
たとえば、何事もなかったかのように夫に「あのドラマさぁ~」などと話しかけ、いつもの雰囲気で接するのです。すると、夫もケンカしていたことを忘れたかのように、いつも通りに接してくれます。
交際期間に1度もケンカすることなく結婚を迎えた私たち。実際にケンカをしてみると、夫はかなり厄介なタイプで、びっくりしました。
絶対に自分からは謝らない夫に対しては、「この人は頑固だし不器用だからしょうがない」と割り切って、性格を理解することが大切です。私も、自分から折れたり、何もなかったように振る舞うなどして、こちらからアクションを仕掛けるようにしています。
著者/斎藤セイカ
作画/ちゃこ
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