料理は好き! だけど子どもがいると大変……
もともと料理は好きで、「今日は何作ろう?」と考えるのも好きでした。しかし、夫が朝早く夜遅いこともあって平日はワンオペ育児。2人の子育てに追われる中で献立を考えることすら苦痛になってしまいました。
「今日はちょっと凝ったものを作ろう!」と思っても、子どもの機嫌が悪く料理に時間がかけられないことも多々。「好きな料理が嫌いになってしまう……でも一番大事なのは子どもたちとの時間だし」と思っていたときに私が考えついたのが、献立を固定する方法でした。
1週間の献立は木曜日にスタート!
今、わが家の献立は曜日ごとにこんなふうに決めています。水曜日に買い出しへ行って、木曜日からスタートします。
木曜日:パスタ(冷蔵庫は満タン!)
金曜日:揚げ物 or 炒め物
土曜日:餃子
日曜日:お楽しみデイ!
月曜日:煮物
火曜日:鍋
水曜日:カレー(冷蔵庫は空っぽ!)→買い物へ
夜ごはんはいつも朝のうちに作っているので、水曜日の朝、夜ご飯のカレーを作ると冷蔵庫の中は空になります。そして、その日に買い物へ。1週間分の食材を買ってまた同じ1週間がスタートします。何を買うかが決まっているので買い物もとてもラクになりました。
土曜日は家族みんなが好きな餃子。市販の餃子をいろいろ食べ比べします。そして日曜日はデリバリーや惣菜を買ったり、夫が作ったり、私が家族のリクエストを受けて作ったりと、自由な日に設定しています。時間があるときはそのときに思いついた副菜を作ることもあります。
献立を考えないから料理が楽しい!
「明日は冷蔵庫のお肉を使って何にしよう……」と考える時間がないだけで随分気持ちがラクになりました。また大事にしているのが「固定し過ぎないこと」。
木曜日は絶対にパスタ! ではなく、「今日は余裕ができたし、やる気もあるからハンバーグでも作ってみるか」と思えば同じ材料でハンバーグに変更することもあります。また、「今日は娘とお菓子を作ろう」という日には、夕飯の料理は献立通りの最低限にして、娘との料理の時間を優先することも。
私は毎日「今日はアレを作って、これを作って……」と考えすぎてしまい、料理が苦しくなってしまいました。しかし献立を固定化することでいい具合に省エネになり、料理に対する肩の力が抜けて、再び日々の料理を楽しむことができるようになりました。
著者:山口花
2017年生まれの女の子と、2021年生まれの男の子のママ。夫の地元で個性的な人たちに囲まれながら育児しつつ、教育系ライターとして活動中。