赤ちゃんの便秘は、離乳食が始まったとたんにうんちが出なくなったり、もともと便秘気味の子もいたりと個人差があると思います。
赤ちゃんの腸の働きは未熟なため、便秘もよくあることですが、なるべく薬などには頼りたくないですよね。今回は、なんとか自力で出せるような便秘解消法をご紹介します。
離乳食に便秘解消に役立つ食材を取り入れる
きのこ類や乳製品などを取り入れるようにしましょう。わが家ではポタージュにしてあげたり、細かく刻んでおかゆにまぜたりしました。
ヨーグルトは赤ちゃん用のものもあるので、バナナと一緒にあげたりと、離乳食にも取り入れやすいですよ。わが家の場合、卒乳後に牛乳を飲ませていましたが、ヨーグルトよりも効果がありました。
適度に体を動かす!
大人でも運動不足だと便秘になるように、子どもも同様です。歩ける子は散歩へ行くなどして、よく体を動かすようにしてみてください。すると腸の働きが活発になって便秘解消につながりますよ。
歩けない子は寝返りやハイハイを促すように、おもちゃなどで誘ってあげたり、仰向けに寝かせて脚を動かしてあげるといいみたいです。笑わせてあげて腹筋を使わせたり、泣いているときも少しほっといて腹筋を鍛えさせるのもいいかもしれません。
肛門を刺激してあげる
綿棒をオイルやワセリンですべりをよくして、おしりの穴に5mm〜1cm位ゆっくりいれて、やさしくぐりぐりと刺激を与えてあげるといきみ始めます。いわゆる浣腸です。
おしりに何か入れられるのを嫌がるときは、おむつ替えの際におしりをふきながらうんちの出るあたりをぐりぐりしてあげたり、おむつの上からでも肛門のあたりに指でさわっても効果はあります。肛門を刺激されるとうんちをしたくなるみたいで結構効果がありました。
赤ちゃんの便秘は、体に老廃物がたまっている状態も、もちろんよくないけれど、赤ちゃんが自分でうんちをしないクセがついてしまうことも。便秘解消法を試しても何日も出ないときは、お医者さんに相談してみてくださいね。(TEXT:さいとう)