出勤前にトイレに行くとまさかの…!
知人の紹介で、クリニックで働き始めました。コロナ禍で非常に忙しく、事務処理が追い付かないということで受付や事務要員としての雇用でした。
その出勤初日、勤務開始前にトイレに行くと……まさかの生理が! 予定日はまだ先だったので、ナプキンを持っていません。このときは勤務開始時間が迫っていたので買いに行く暇もなく、とりあえずトイレットペーパーを折りたたんでしのぐことに。
受付や事務には、私以外に女性がいると聞いていたし、近くにはコンビニもあるので、休憩時間になれば買いに行くこともできそう。何とか早めに休憩を取れますようにと祈るような気持ちでした。
休憩時間どころじゃない忙しさ!
そして午前8時ごろに勤務がスタート。簡単に自己紹介をして受付事務の方法を聞きました。メモをとりながらしっかり聞いていましたが、正直ずっと生理のことが気になって仕方ありませんでした。
休憩時間になったらナプキンを手に入れてすぐトイレに行こう……と思っていたものの、クリニックは休憩時間どころではない忙しさ! ひっきりなしに患者さんがくるので終わりが見えず、ひたすら受付と事務作業に追われました。とてもじゃないですが休憩に行けるような雰囲気ではありませんでした。
いつの間にか男性ドクターと2人きり?!
ナプキンを買いに行く時間もなさそうな雰囲気で、できれば看護師さんにナプキンを持っているか聞きたい……と思いつつも、初対面でいきなり「借りられるか」と聞くのも少し勇気がいるし、看護師さんも忙しそうで話しかけられそうにありません。
それが11時ころに患者さんの波が少しだけ落ち着いたタイミングが。しかし、看護師さんは「お先に失礼します」と颯爽と帰ってしまいました! 私はまだまだ書類をさばかねばならず、いつのまにか男性ドクターと2人きりに。コンビニに生理用品を買いに行きたいとはますます言いにくい状況になってしまいました。結局、休憩どころかお昼ごはんも食べられないまま、14時ごろにやっとお昼休憩へ。
この間、経血が出た感覚がなかったのが救いで、実際トイレに行っても、トイレットペーパーに少し血がついていた程度でホッとしました。
あとで聞いたところ、一緒に受付と事務仕事をしていた看護師さんも、クリニックが忙しすぎて臨時で応援をお願いしている方のようで、ほかでもお仕事があるので朝の時間だけきてくれていたのだそうです。
今回は突然の生理で、初日だったためまだ経血量も少なく何とかなりましたが、どんなときでもかばんにナプキンは入れておかなければと改めて思いました。また、休憩が取りづらいとわかったので、頻繁にナプキンを替えられないことを前提に大きめのナプキンを使うようにしています。このときは出勤初日だったので勝手もわからず、とにかく焦った体験でした。
著者/よっちゃん
作画/ちゃこ
監修/助産師REIKO
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