いまだにあゆみさんは夫の存在にビクビクしていました。そう簡単には、夫から受けた恐怖は消えなかったのです……。
離婚して月日が経ち……元夫は?
離婚から半年たち、子どもたちを連れて旅行へ出発したあゆみさん。
自分で行きたいところを選び、楽しく車を運転し、ホテルで1番高いビールを頼む。どれも今まで夫がいたらありえなかったこと。子どもたちと沈む夕日を見ながら美味しいビールを飲んで、あゆみさんは「自由」を実感しました。
しかし、あゆみさんは離婚して3年たっても、街へ行けば元夫がいないかビクビクしてしまいます。似た人を見ただけで動悸がしてしまうほど……。養育費の支払いが止まってしまっても、連絡をとりたくないあゆみさんは請求をしません。
結婚生活で受けた洗脳、支配というモラハラはあゆみさんに深い恐怖を植え付けたのでした。