※コロナ禍前の体験談です
旅行初日に生理!
旅行初日に生理になってしまったので、気分はどん底でしたが、夜用の大きめのナプキンをつけて痛み止めも服用し、観光やグルメを楽しむことができました。こまめにナプキンも替えていたので経血モレもなく安心。
宿泊先の旅館では、「経血で汚したら怖い」と旅館の浴衣は着用せず自前のパジャマで過ごすことに。生理初日は経血の量が少し多いタイプだったので、旅館ではタンポンを使用し、ショーツにも小さめのナプキンを付けて経血モレがないよう細心の注意を払っていました。そのおかげで何事もなく過ごすことができていたのです。
できればお風呂に入りたい
しかし、私の一番の心配はお風呂。部屋には備え付けの洗い場がなかったため、大浴場に行かなければなりませんでした。できれば少しでも湯船に浸かりたい。でも、タンポンを着用して入っても、もしものことで他のお客さんの迷惑になることは避けたい……。
このような思いから、しかたなく温泉はあきらめようとしていました。そんなとき、夜遅い時間にお風呂に入った母から「今ならお客さんいないよ! あと1時間で閉まるから!」と連絡が入ったのです。
今なら迷惑にならずお風呂に入れると急いで準備をして向かいました。ナプキンを新しい物に替え、タンポンを装着。できるだけ短時間でお風呂を済ませるため、脱衣場所も大浴場入り口の1番近い所を確保しました。
幸い、他のお客さんが来ることはなく、体を洗い湯船にも少し浸かることができました。湯船をあがったあとはもちろん経血が浮いてないかチェックし、一度脱衣所でショーツをはいたあとに、もう一度自分の使用した場所の汚れをチェックして、シャワーも丁寧にお湯で流しました。
夜も準備万端で!
なんとかお風呂に入ることができ、1日の疲れを癒すことができました。それから寝る前にはショーツ型ナプキンに替え、経血モレのないように。また、自前のバスタオルをおしりの部分に敷いて万が一に備えました。
私はもともと温泉が大好きで、思いつきで日帰り温泉に行ってもいいようにバスタオルを車に常備しており、それが思いがけない形で役立ちました。
ショーツ型ナプキンとバスタオルで、夜も問題なく快適に過ごすことができてひと安心。その後も、何事もなく家に帰ることができたのでよかったです。
あらかじめ生理の日程がわかっていれば、旅行日をずらすこともできたと思いますが、さすがに3カ月前では予測できませんでした。しかし、準備を入念にしたことでなんとか旅行を楽しむことができました。私は温泉が大好きなので、できれば思いっきり満喫したいです。そのため、この一件以降は生理用アプリを使って生理日を予測し予定を立てるようになりました。
※タンポンの長時間使用は雑菌の繁殖やトキシックショック症候群(急な発熱、吐き気、めまい、失神などの症状)を引き起こす可能性があるため、パッケージ等に記載されている時間や使用方法をしっかり守りましょう。
著者/藍沢えま
監修/助産師REIKO
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