赤ちゃん連れの海外旅行を躊躇してしまう理由のひとつに、「長い時間、赤ちゃんが飛行機内で過ごせるかどうか不安・・・」ということがあげられるのではないでしょうか?
わが家では、夫の出身国・ニュージーランドへの帰省や私が旅行好きだということもあり、息子が6カ月と12カ月のときに飛行機に乗りました。そのときの機内での過ごし方をご紹介したいと思います。
赤ちゃんの耳抜きってどうするの?
赤ちゃん連れの海外旅行でいちばん心配なのは、気圧の変化かもしれません。気圧の変化で耳抜きが必要ですが、できずにいると赤ちゃんはかなり不快になってしまいます。
息子が6カ月のときは離陸と同時におっぱいをあげました。おっぱいを吸って飲むことによって耳抜きができます。12カ月のときは飲むゼリーを用意していました。ゼリーなのでしっかり吸わないと出てこないため、耳抜きには最適です。おかげで機嫌を損ねることなく離陸、着陸に成功しましたよ。
おもちゃは小出しにする!
赤ちゃん連れ海外旅行の機内では、長時間あきさせないことが重要です。私は、100均で買った新しいおもちゃなどをたくさん持ち込みました。
その際、一つひとつのおもちゃを包装しておきました。ただ与えられるいつものおもちゃではなく、プレゼントされたようなよろこびと開ける楽しみで時間が長持ちするんです。
少しくらい音が出るようなおもちゃでも大丈夫。機内はかなりの騒音です。大きい音が出るものでなければ、赤ちゃんのおもちゃくらいの音量では誰の気も障りませんでしたよ。
CAを頼る、味方につける!
赤ちゃん連れの長いフライトでは、赤ちゃんの機嫌は悪くもなります。消灯した機内で就寝している人が多ければ、親はどうしていいかわからなくなりますよね。
息子が泣きだしたときは、担当のCAさんが飛んで来てくれて、慣れた様子であやしたり、身近にある紙コップなどを使って見事に息子を落ち着かせてくれました。素直に甘えてあやしてもらったりするのもいいと思います。CAさんと仲良くなるだけでも、機内での親の居心地が違いますよ。
赤ちゃん連れの海外旅行はひと筋縄にはいかないこともあります。あわてずあせらず、対処法を何通りも想定しておくといいと思います。おもちゃやCAさんに頼っても、やはり最終的にはママやパパの抱っこがいちばんかもしれません。(TEXT:マックレーン薫)