「ブラッド！ブラッド！」新婚旅行先でまさかの事態に！夫が助けを求めた結果…

 

新婚旅行に行ったときの話です。生理予定日はまだ先の予定だったので、私は旅行へ行く際にナプキンなどの生理用品を何ひとつ持っていませんでした。ところが、ホテルの部屋でくつろいでいたとき、下腹部に違和感があって確認してみると、生理がきていたのです！

 

部屋を汚してはいけないと思い、とりあえずシャワールームに駆け込んだものの、ナプキンを付けるまでは外に出られません。私がシャワールームにこもっていると、「どうしたの？」と様子を見にきてくれた夫に、ドア越しに事情を説明。すると、夫がホテルのフロントに、生理用品の備品がないか聞きに行ってくれることに。

 

とはいえ、新婚旅行先はキューバ。 夫もキューバの方も、お互いに英語があまり得意ではないなか、夫は必死に「ブラッド！ ブラッド！」と言って、身ぶり手振りでなんとかして、ホテルのフロントの方に助けを求めました。

 

しかし、私たちの泊まっていたホテルのフロントでは、言葉もジェスチャーも通じなかったそう。夫は「どうにかしないと」と、その後、近くのハバナで一番大きなホテルのフロントまで行ってくれました。

 

そこでも片言の英語とジェスチャーで状況を伝え、どうにか薬局の場所を教えてもらい、夫は無事にナプキンを購入して私の元まで持ってきてくれたのです。

 

言葉もうまく通じない慣れない土地で、夫が一生懸命になって私のために動いてくれて、本当にありがたかったですし、とても頼もしく感じました。 旅行先、特に海外では環境の変化で予定より生理が早くくることがあるらしいので、今後は、予定日がまだ先だとしても必ずナプキンを持っていこうと思った出来事です。

 

夫のやさしさを再確認できたのはすごくよかったですが、これからはそんなやさしい夫を困らせないように気をつけたいと思います。

 

著者／たきゆなてさん
作画／おんたま
監修／助産師 松田玲子