妊娠前の生理は
私の生理は、毎月同じ周期で一度も止まることなく約10年間続いていました。経血の量はそこまで多くなく、大きめの昼用ナプキンまたは夜用ナプキンで事足りる量。生理痛は少しの腹痛と片頭痛が起こるくらいで、痛み止めを飲めば日常生活にはなにも支障はありませんでした。
そんななか、妊娠を機に生理が止まりました。今まであった生理が急に止まったことで、はじめは少し驚きましたが、やはり生理がない生活はとても快適。体に負担をかけないようにしっかり気をつければ、好きなときに温泉や銭湯に行けるうえに、経血モレの心配も不要です!
産後も授乳期間中は生理がこなかったので、約2年の間生理のない生活を送り、すっかり油断していたとき、産後生理のハプニングが……。
産後の生理で思わぬハプニング!
断乳後1カ月後(産後11カ月くらい)に約2年振りの生理がやってきました! はじめは大きめの昼用ナプキン、夜は夜用で大丈夫だろうといつも産前と同じナプキンを使っていました。
しかし、生理2日目の朝、シーツを見るとなんと経血モレが。そのときは「ナプキンの位置が悪かったのかな?」と思いましたが、なんと3日目の朝にもシーツに経血モレを発見!
今まで、シーツを交換するほどの経血モレは1、2回ほどしか経験がなかったため、産後の経血の量に驚きを隠せませんでした。経血で汚れたシーツを見られるのは、親しい仲の夫でも恥ずかしかったのを今でも覚えています。
新しい生理対策
「またシーツを汚すのは嫌だ」と思い新しい生理対策を考えました。はじめは夜用のなかでも大きめのナプキンを試してみることに。しかし、シーツまでは汚れないものの生理用のショーツに経血がついてしまいました。次にタンポンを試してみましたが、経血は漏れないものの、違和感で睡眠に集中できず眠りにつくまで時間がかかってしまいました。
なかなかうまくいかず気分が落ちるなか、ドラッグストアでショーツ型のナプキンを発見! さっそく試してみるとナプキンがお尻を包み込んでくれ、とても安心感がありました。そして、経血モレすることもなく、夜もぐっすり眠れるように。今では生理初日と2日目はショーツ型ナプキンが定番となりました。
まとめ
産後はさまざまな体調の変化や体型の変化がありましたが、まさか生理まで変わるとは思いませんでした。私の場合は、経血の量が以前よりも増えて、不思議と片頭痛や腹痛は妊娠前よりも軽くなりました。
これからも、少しずつ体の変化に合わせて生理も変わってくると思います。そのたびに自分にあった生理対策を見つけていきたいと思いました。
※タンポンの過度な長時間使用はトキシックショック症候群(急な発熱、吐き気、めまい、失神などの症状)を引き起こす可能性があるため、パッケージ等に記載されている時間や使用方法をしっかり守りましょう。
著者/藍沢えま
作画/モリナガアメ
監修/助産師REIKO
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