この「マンガで読む生理のハナシ」では、生理について興味津々のマンガ家なおたろーさんと、生理マニアの産婦人科医よりこ先生が楽しく生理について語るお話です。楽しいマンガで、自分の体に起こっている「生理」のことをもっともっと知って、生理と上手に付き合っていきましょう。
このマンガの登場人物
●なおたろー:
2児の母であり、このマンガの作者。学生のころから生理が重く、「PMS(月経前症候群)」以上に精神的症状が重い「PMDD(月経前不快気分障害)」により、子育てしながらのうつ症状や自傷行動に苦しんだ経験を持つ。
●よりこ先生:駒形依子先生(こまがた医院院長)
東京女子医科大学医学部卒業。米沢市立病院入職後、再び東京女子医科大学に戻り、専門医を取得。同大学産婦人科に入局し産婦人科医として働きつつ、性科学を学び、また東京女子医科大学東洋医学研究所で東洋医学を学ぶ。2018年1月に地元山形県米沢市にて、こまがた医院を開業。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力~女医が教える「人には聞けない不調」の治し方(KADOKAWA)』。
今回のテーマは「生理周期」について。では、本編をどうぞ!
次の生理がくるまでには、目には見えないけれど、体の中でいろいろな変化が起こっているんです。でも、生理周期がわかると「今、体の中ではこんなことが起こっているのかも」というだいたい予測ができるようになるので、「今は生理でイライラしてるんだな。今日は家でゆっくりしよう」とか「よし、ダイエットにぴったりの時期だからいっぱい体を動かそう!」など、体の状態にあわせて、スケジュールを組むことができるんですね。これは生理周期を知ることの大きなメリットです。
さて次回は「経血量」について。経血量は多いほう?少ないほう?って聞かれても、実際他人と比べる機会はほとんどないから、わかりづらいですよね。多めってどの程度を指すのか、よりこ先生がしっかり教えてくれますよ!
医療監修/駒形依子(こまがた医院 院長)
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