生理中、子どもと一緒のお風呂が嫌
私は生理中に子どもと一緒にお風呂に入るのが、とっても嫌でした。なぜなら経血がお湯の中に出てしまったり、入浴後に下着を着るときに経血が垂れてしまったりするのに、それでも子どものお世話を優先しなければならないからです。
入浴後、急いでショーツをはいてしっかりとナプキンをあてたいのに、子どもがビチョビチョの体のままリビングに猛ダッシュ! 子どもを追いかけるために急いでナプキンをあてたら、追いかけている間にナプキンがずれてショーツに経血がついていた、なんてことも多々ありました。
アレがあるじゃん!と気づく
この生理中の子どもと一緒にお風呂に入る問題をどうにかして解決できないかと考えた私は「タンポンがあるじゃない!」ということに気づきました。
ネットで調べてみると、子どもとお風呂に入るときだけタンポンを使っているというママも多く、経血で汚れる心配をしなくてすむから便利という声も多い印象でした。それなら私も使ってみようかなと、近所のドラッグストアでタンポンを購入!
しかし、さっそく壁にぶち当たりました。タンポンをどうやって使っていいか、サッパリわからなかったのです!
アラフォーで初体験
タンポンは腟内に入れて使用する、というのはわかります。ただ「どうやって入れるの?」「入れるとき、手に血はつかないの?」「どのタイミングで取り出すの?」と、約40年生きてきて初めての体験に私はドキドキでした。
説明書を熟読し、タンポンをよく観察して、ドキドキしながらトイレに籠もっていざ装着! ショーツをおろして、中腰になり……と、端から見たらとてもマヌケな姿だったと思います。それでも、悪戦苦闘しながらどうにかこうにかタンポンを入れることができました。
一度タンポンを使用してみると、お湯の中に経血が出る心配も、体を拭いているときに経血が垂れてくる心配もなく、今までお風呂上がりに早く着替えなきゃ!と焦っていた気持ちもなくなりました。
それ以降は子どもと一緒にお風呂に入るときだけ、タンポンを使用しています。とても便利で、私にとって手放せないものとなりました。
※タンポンの長時間使用は雑菌の繁殖やトキシックショック症候群(急な発熱、吐き気、めまい、失神などの症状)を引き起こす可能性があるため、パッケージ等に記載されている時間や使用方法をしっかり守りましょう。
著者/小山田ちよえ
監修/助産師 REIKO
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