生理前や生理中の精神状態
生理前になると、別人のように気分が暗くなる私。生理が始まっても、気分が元に戻らないときもあります。朝起きると涙が出ていたり、夜に何時間も泣き続けたりしたことも。何をしても気分が上がらず、ずっと重い石が乗っているよう気持ちでした。
人前では笑顔を作ることができますが、この時期の笑顔は9割が作り笑い。ひとりになるとほとんど笑うことができず、普段楽しめる趣味も楽しめなくなってしまうのです。
朝起きると涙が。それでも会社へ行き…
生理中のある日。朝起きると涙が出ていて、気持ちがずーんと沈んでいました。しかしその日は仕事で大事な作業があった日。湯船に浸かって気持ちを整えて涙を止めることができたため、出勤しました。
出勤すると、私の様子を見た同僚から「無理しないで」と言葉をかけてもらったのですが、休みをとるのは心苦しかったのです。会社では、無理やり笑顔を作って働いていました。
職場でも涙が止まらなくなってしまった
午前中に大事な仕事を終え、ホッとひと息ついたときのことです。突然、涙が溢れ出してきました。運良く空いていた会議室に入り、ひとりの空間に逃げた私。数分後、少し落ち着いたのか涙は止まったものの、いつまた涙が出てもおかしくないような精神状態でした。
「これはダメだ。早退しよう」と思い、上司に相談しに行きましたが、相談している最中にもまた涙が溢れてきてしまい……。会社を早退することになり、帰りの電車でもボロボロと泣いているような状態でした。
これはなんとかしなくてはと思った私は、その日のうちに心療内科も受診。先生にお話を聞いていただき少しは落ち着きました。
生理前や生理中は心が不安定になりがちな時期。このときはお休みをもらうべきだったと感じましたし、「無理はしてはいけないな」と痛感した出来事でした。
著者/あめ
作画/ちゃこ
監修/助産師REIKO
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