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「どうしてダメ人間なの…」知らなかった!生理症状に苦しみ続けた結果…

私は大学生になってから急激にPMS(月経前症候群)の症状が悪化しました。しかし当時はPMSの存在を知らなかったため、自分の心が弱いのだと思い込み、うつのような症状に長い間苦しみ続けることとなりました。

 

環境と体の変化に伴いPMSが急激に悪化

私は大学進学を機にひとり暮らしを始めました。その際、食生活が変化して体重が徐々に減ったことや、生活環境が一変したことなどが重なったせいか、生理痛がひどくなり、漠然とした不安感、突然あふれる涙、イライラなどの症状も急激に悪化していきました。

 

しかし高校生までは生理痛もほとんどなく、もちろんメンタル症状もまったくなかった私。PMS(月経前症候群)の存在さえ知らず「私の心が弱いから、こんなふうにつらく感じてしまうんだ。どうして私はこんなにダメ人間なんだろう」と自分を責め、苦しみを抱え込んでいました。

 

症状が必ず生理前に起こることに気付く

PMSがひどくなってから1年ほどはその状態が続き、本格的に精神科にかからなければならないだろうかと悩み始めた私は、病院にかかる前に一度自分の症状をチェックすることにしました。すると、その症状が必ず生理前から起こり始め、生理が終わるころには大幅に軽減していることに気付きました。

 

そこで私はようやく「これはもしかして生理に関係がある……?」と思い至り、ネットで検索をして、自分の症状がPMSの疑いがあることに気付いたのでした。

 

原因を知ったことで苦しみから解放

ネットで情報を集めた結果、PMSは女性ホルモンの影響で起こること、またこのような症状になっている女性はほかにもたくさんいることを知りました。それを知ったことでPMSの症状が改善されるわけではありませんでしたが、PMSの症状が出てきたときに「こんな気分になるのは女性ホルモンのせい!」と思うことで、それまで抱えていた苦しみからようやく解放されることができました。

 

また今考えれば、1年間もそのような症状が続いていたのであれば、もっと早く周りの人に相談すれば、PMSを知っている人から情報を教えてもらい、もっと早く心を軽くすることができたのではないかと反省しています。

 

 

症状が悪化し、自分がPMSだと気付くまでは、現在の夫である当時の彼を振り回してしまうことも少なくありませんでした。PMSは周りの人にも気をつかわせてしまったり、嫌な思いをさせてしまったりすることもあります。人間関係を悪くしてしまわないためにも、早めに婦人科医などに相談することが大切なのだと感じた出来事でした。

 

著者/百田
監修/助産師 REIKO

 

 

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