※コロナ禍前の体験談です
彼からのプロポーズ! 海外生活の夢が叶う!
付き合っていた彼がタイに赴任になり、遠距離恋愛をすること2年……彼が一時帰国をしたタイミングで私はプロポーズを受けました。海外旅行が好きで、いつか海外に住みたいと思っていた私は結婚の喜びと海外生活への期待で今すぐにでも引っ越したい気持ちに!
しかし、結婚して海外へ引っ越すためには、決めなければいけないことや手続きが山のようにあったのです。引っ越し時期や婚姻届をいつ提出するかなど思うようにお互いの意見が合わず、なかなか話が先に進まないことが多くありました。なかでも私たちの意見が大きく割れたのが、結婚式についてです。
結婚式は挙げる? 挙げない?
私は小さいころから緑溢れるチャペルで家族や友人を呼んで賑やかな結婚式を挙げることが夢でした。しかし、彼は海外暮らし。日本での式場選びや式の準備ができません。私はそれでも地元で式を挙げようと頑張ったのですが、なかなか難しく夢は叶いませんでした。
代わりに、新婚旅行を兼ねてモルディブでの海外ウェディングに変更。家族も友だちも呼べませんでしたが、美しい自然のなかで行った2人だけの結婚式は一生の思い出に残るものでした。
タイでの生活がスタート
そのほか、婚姻届の提出、各種氏名変更手続き、ビザの取得、海外生活の準備と、日本で数カ月準備を進めていよいよタイへ出発。タイ語も英語も話せない、ひとり暮らし経験がなくて家事も得意ではない、もちろん海外生活経験もない私でしたが、とにかく期待に胸膨らませ、スーツケース2つに詰め込んだ最低限の荷物と一緒に、飛行機に乗り込みました。
タイは、現地の方の明るい雰囲気と開放感溢れる南国ムードで、海外生活初日から特にホームシックになることもなく新婚生活がスタートしました。言葉が話せなくても、海外生活の経験がなくても、タイ語が話せる夫のサポートや、夫とさまざまな観光地に足を運んで現地の生活を楽しむ日々で特に大きな問題なく過ごすことができました。
遠距離恋愛から結婚、そして海外生活。夢だった日本での結婚式は叶いませんでしたが、見知らぬ土地で新しい発見がたくさんあり、貴重な経験の数々でした。その後、3年間のタイ生活を経て帰国しましたが、結婚当時に経験したことは、何もかもが新鮮で刺激的で印象に残ることばかり。夫婦生活のなかでいつになっても色褪せることはない出来事だなと思っています。
著者/渡辺 あや
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