公園でお菓子交換が始まるとモヤモヤ
4歳の息子と2歳の娘は、公園で遊ぶのが大好き。近所の子どもたちが集まる公園に毎日出かけます。そこで食べるお菓子は格別においしいようで、お菓子を持って出かけたがります。
それはいいのですが、ひとつ困ることが。お菓子を食べていると、ほかの子どもたちが寄ってくること。特に子ども同士がお菓子交換を勝手にし始めたら、モヤモヤ。子ども同士で決めて行動していることに対して、親がどこまで監視して口を出せばいいのか悩んでしまうのです。
子ども同士のやり取りを止めたわけ
ある日、子どもが公園でお菓子を食べ始めたときのこと。チョコレートを手にした子が近づいてきて「ちょっとちょうだい」と言ってきました。チョコレートはあまり食べさせていないので、食べてほしくなかったことと、個包装でないチョコレートは衛生面が気になった私は、「お菓子の交換は楽しいけど、ちょっとごめんねー」と子ども同士のやり取りを遮りました。
お菓子交換の相手の子どものママは話したことのない方でしたが、私が子どもたちの間に入って子どもを止めたので、何があったのかと驚いていたようです。
私は管理しすぎな神経質な親?
そのときは、その子のママが「人の物欲しがらないのー」と声をかけたので、お菓子交換は中断したのですが……。子どもには自分で決めて自分で行動できる自立した子になってほしいと願う一方で、食べ物については健康面でまだ私が管理していたい部分もあります。
子どもだけのお菓子交換の現場では、それが顕著に現れて悩みます。家庭により考え方もいろいろあるでしょうから、私は相手の子どもの親が誰かわかるときは、「このお菓子食べても大丈夫ですか?」と必ず聞くようにしようと決めたのです。
子どもの自立を促すのも大切ですが、リスクについては親にしか管理できないものがあると考えています。この経験を通して、食べ物のアレルギー等の危険性や食べ方については親が教えていかなければいけないと感じた私。子どもの成長に伴い、自分で判断できるように教えていきたいと思います。
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監修/助産師 松田玲子
イラストレーター/ネコ山
著者:三宅ちよこ
フリーランスとして働きながら、4歳の息子と2歳の娘を子育て中の母。ファイナンシャルプランナーの資格を持ち、株や不動産投資を副業としている。ライターとして主婦のためのお得な情報や子育てに関する体験談を執筆している。