門限20時、外泊禁止の学生時代
社会人になってから彼氏ができたときのことです。
両親が厳しく、学生時代は外泊禁止という環境だった私は、彼氏の家に泊まりに行くことはできず、旅行なんてもってのほかという状況。門限も厳しく、20時には家に帰っていないと怒られるという環境でした。
しかし、社会人になったことで門限制度は廃止され、厳しさが少し緩和されました。ただ、黙って外泊をするのは気が引けたので、お泊まりする日は事前に母親に伝えて許可をもらうようにしていました。
狙ったかのような生理のタイミング
そのころの私は、月に1回生理がきていたものの、1週間遅れることもあれば3日早くくることもあるというような不安定な状態でした。
当時、彼と会うときは必ずお泊まりというわけではありませんでした。お泊まりや旅行を計画して母親に許可をもらうのは、私か彼氏の誕生日やクリスマス、記念日などちょっと特別な日。そんな特別な日だからこそ、心置きなく彼と一緒に過ごせるのがうれしかったのですが……。なぜか狙ったかのように生理になってしまうのです。
私も彼も楽しみにしていたのでとても残念でしたが、自分でコントロールできないので不思議で仕方ありませんでした。
生理のときの外泊は無理
私は生理のときにお泊まりするのはどうしても嫌でした。理由は経血が漏れてしまう不安があり、眠りが浅くなってしまうからです。
経血が漏れる心配がない5日目くらいになればお泊まりしていましたが、基本的には生理になってしまったときはお泊まりはせずに帰宅。旅行に生理が重なってしまったときはキャンセルするわけにはいかないので行きましたが、やはり経血が気になってぐっすり熟睡はできませんでした。
彼氏も旅行以外は、生理になったら私が帰ることを理解してくれていました。せっかくお泊まりが解禁されていたのに、私の気持ちをわかってくれて、今思うとすごくやさしい彼だったと思います。
その後、少しずつお泊まりのときに生理が重なることがなくなり、無事にお泊まりや旅行ができるようになりました。今になって思うのは、門限がなくなり、外泊が解禁になったからといってもあまり調子にのるなよ、という神様からのメッセージだったのではないかと思っています。
著者/ sugar111 佐藤 幸代
イラスト/ののぱ
監修/助産師 REIKO
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