妊娠するとホルモンバランスの関係や免疫力低下から、体のさまざまな部分に不調をきたす私。育児・仕事との両立の疲れか年齢のせいか、妊娠すればするほど、不調になる部分が増え、深刻度を増していました。
そんなトラブル続きだった私の体験談をご紹介します。
アトピー?!全身が湿疹だらけ
子どものころ、重症のアトピー性皮膚炎を患っていた私。大人になってからも季節の変わり目は肌が敏感になったり、合わない化粧品を使うとかゆくなったりしてはいたものの、市販の薬でなんとかしのげる程度でした。
ところが妊娠すると、まるで幼少時に戻ったかのように、全身に湿疹やかゆみが・・・。最初は妊婦健診のときに産婦人科医に相談していましたが、あまりの症状に皮膚科へ。妊娠中でも使用可能な塗り薬で対処しました。
口内トラブル頻発!
「1人出産する度に歯をダメにしがちだから気を付けてね」私が妊娠する度、義母に言われた言葉です。まさにこの言葉の通りで、妊娠・出産をするたびに私も歯医者通いの日々でした。
ホルモンバランスで歯茎が痛くなる、つわりで歯磨きがおろそかになり虫歯が見つかる、親しらずの状態がよくない・・・などなど。
妊娠・授乳中は応急処置的な治療しかできないため、産後、授乳がひと段落したころに再度治療を開始する予定です。
腰と恥骨が痛くて歩くのもままならず
腰と恥骨の痛みはとくに2人目、3人目で苦しみました。出産後、骨盤ケアを怠ったことが原因なのか、2人目、3人目の妊娠時には腰痛と恥骨痛がかなり早い段階から出てきてしまいました。
いくつか整骨院やマッサージなどに施術可能か問い合わせましたが、だいたいが「妊娠中は施術できません」との答え。なんとか妊娠中でも診てくれる整骨院を見つけましたが「異常が生じても自己責任です」というような同意書にサインを求められました。
そのほか、吹き出物や肌荒れ、風邪やアレルギー症状など、マイナートラブルが続きました。妊娠中に自己判断をするのは少し心配。ちょっとでも体調に異変を感じたらひどくなる前に早めに通院することをおすすめします。(TEXT:守田玲)
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