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抱っこによる手首の腱鞘炎に注意!産後ママが腱鞘炎になった経緯と対処法

 

生後すぐに頻回授乳、里帰り出産から戻り、体重が6kg近くになっていた長男をひとりでお世話していたころ、左手首の痛みが耐えられないものになりました。「腱鞘炎」でした。そのときの体験談と、第二子以降に気を付けたことをお話しします。

 

左手抱っこのメリットと代償

私が出産をしたのは、母乳育児に力を入れる産院。4kgで生まれ、生後間もなくから「ゴクゴク」と喉を鳴らして母乳を飲んでいた長男を抱く時間は、とても長いものでした。

 

そのことに加えて、左側に抱くと母親の心臓音が聞こえて安心する、とも聞いていたので、抱くときはもっぱら左側。里帰り出産から戻ったころ、長男はすでに体重6kg。長男と2人きりなことが圧倒的に多く、左手に抱いたまま、何かをすることがどんどん増えていきました。そんなある日、左手首に激痛が走りました。

 

腱鞘炎は、安静第一!

左手首を曲げることも、指を動かすこともままならなくなり、診察を受けると、「腱鞘炎」との診断。「左手を使わず安静に、と言っても無理だよね」と、気休めの湿布をもらって帰りました。

 

湿布を貼って、サポーターで固定して、ごまかしながら生活すること1カ月。ちょうど近親者に不幸があり、お悔やみに駆け付けた母とともに長男の面倒をみることになりました。授乳時しか抱かなかったためか、一七日過ぎたころになんと、手首の痛みが消えていました。

 

反省したことと学んだこと

「慣れない家事育児だから、腱鞘炎に気を付けなさい」と、産後に母から忠告されていたのに気にもせず、そして助けてもらいました。すでに湿布の貼りすぎで湿疹が悪化し、左手首の湿布はNGになっていたこと、第二子以降は母に甘えないと決めたことを考慮して、それからは以下の点に気を付けました。


■子どもを抱くときは手首ではなく腕全体を使う
■手首の負担とならないよう、サポーターや手甲を使う
■抱いたまま作業しないようにスリングを活用する

 

 

仕事をしていたときとは180度違う体の使い方。母として大先輩の実母の言葉。失敗して得た反省点3つに気を付けることによって、その後は腱鞘炎の再発もなく、また親としての自覚と責任を学びました。(TEXT:安田梨玖)

 

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

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