同級生の彼女と婚約
彼女は大学の同級生で、20歳から22歳までの2年間に半同棲したあと、22歳で婚約しました。
当時、彼女は姉と一緒に住んでいたのですが、彼女のお姉さんは仕事で家を空けることが多く、1年のうち半年をお姉さんと過ごし、もう半年は僕と一緒に住んでいたため、半同棲となりました。一緒にいる時間も長く、僕は彼女のことを何もかも知ったつもりでした。
大学卒業後に大学のチャペルで結婚式を挙げる予定で、すでに会場も予約済み。大学の同級生・先生・お互いの両親に案内状も送り、結婚式に向けた準備は着々と進んでいました。
突然の別れ
しかし、大学卒業を目前にして、突然彼女から「別れたい」と告げられたのです! そのとき、彼女にいくら理由を尋ねても何も答えてくれませんでした。
悶々としたまま数日が過ぎたころ。彼女から、大学を通じて結婚式をキャンセルしたいと僕に連絡がきました。
本当に意味がわかりません。理由もわからないまま、僕は婚約を破棄されたうえ、準備を進めていた結婚式もドタキャンされたのです。
婚約破棄した理由
それからは、彼女と連絡がつかなくなってしまいました。
彼女の両親にも会いづらく、でも婚約破棄された理由がどうしても気になったので、僕は意を決して興信所に依頼し、彼女のことを調べてもらうことにしました。
すると、彼女がバイト先の同僚の男性と交際していて、その男性との子どもを妊娠していたことが発覚! 僕は彼女が浮気していたなんてまるで気づかず、真相を知って、食事が喉を通らないほどショックを受けました。
その後、心配していた僕の両親にも事情を話すことに。嘘をつくことができず素直に事情を話すと、両親は彼女に対して怒り心頭。
そのまま僕たちの関係は終わりました。
それから僕は、女性を見る目が変わりました。女性を信じられなくなったのです。交際を始める前に、相手がどんな人なのかできるだけ見極めておき、交際が始まってからも、相手のことは信じすぎないようにしよう、と心に決めました。
この出来事があってから1年後、もう恋愛はこりごりだと思った僕は、お見合いで出会った女性と結婚しました。幸いにも良い人に出会うことができ、現在は幸せに暮らしています。
文/たやまさん
作画/霜月いく
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