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「コロナ禍で…海外転勤!?」まさか今!?過酷な子連れ転勤で不安が…

私は転勤族の夫と結婚をしました。夫の会社は国内、海外両方の転勤がありますが、新型コロナウイルスが落ち着くまでは、海外への転勤はないだろうと勝手に思っていました。しかし、子どもが生後10カ月のとき、夫の海外転勤が決まったのです。

「もう一緒に暮らせない…?」コロナ禍での海外転勤。残された私は不安に襲われ…

 

転勤族の彼と結婚

夫は大学生のころから「海外のA国で働きたい」といつも熱く語っていました。就活中はA国で働ける会社を何社も受け無事に就職。交際中は「もし彼と結婚をしたら、彼の海外転勤に私も着いて行くことになるのか。なんだか楽しそう」と脳内はお花畑でした。

 

そして、月日は流れ、私たちは結婚。結婚後すぐに新型コロナウイルスが流行りだし、夫の転勤は国内はあっても海外はしばらくはないだろうと考えていました。しかし、子どもが生まれてからすぐ、夫の海外転勤の話が浮上し、子どもが生後10カ月のとき正式にA国への海外赴任が決定したのです。

 

いつ、夫と一緒に会えるの?

私は子連れで帯同をするか悩みましたが、最終的には夫に着いていくことを決意しました。

 

正式な海外赴任が言い渡されて2カ月後、まずは夫だけがバタバタと引っ越しや出国手続きをして、先に出国。本来なら私と息子もスムーズに出国できるものですが、新型コロナウイルスの影響でA国に入国できるタイミングになるまで、様子を見て待つことになりました。

 

しかし、なかなか改善しない感染状況に、私たちはいつ出国できるかわからず「このまま夫と一緒に暮らせないかもしれない」という不安に襲われることも。

 

そして、夫が先に出国してから数カ月後、なんとか無事に私と息子も日本を出国することができました。A国に到着後すぐ、新型コロナウイルス蔓延防止のため私たちは隔離させられることに。隔離期間は合計3週間で、最初の2週間はホテルで、最後の1週間は夫にホテルに移動してもらい、私と息子が自宅に移動しての隔離生活となりました。

 

部屋の外には監視カメラとセンサーが設置されており、一歩も部屋の外には出れず、夫との面会すら禁止されました。1歳の息子は部屋から出られないストレスや、日本から持参した慣れないレトルトの食事、そして時差ボケなどの環境の変化で、夜泣きや癇癪が爆発。そんななかで息子はなんとか頑張ってくれ、無事に3週間の隔離を終えることができました。

 

それでも帯同してよかった!

夫と再会しても、数カ月間パパと離れたことで、最初の1カ月間は人見知りをしていた息子。しかし、そんな期間はあっという間に過ぎ、パパが仕事から帰ってくると、自らパパの頬にキスをしに行きます。そんなかわいい息子にパパはメロメロ。夫と息子の微笑ましい姿を見て私は、家族3人一緒に暮らせる幸せを噛みしめています。

 

海外にきて一番不安だったことは、もし息子が急を要する体調不良などになった場合のことでした。夜間診療など緊急時に現地の病院に行くときがあれば、翻訳者を連れて行けるように、なんと夫が会社に交渉してくれ、医療関係のサービスを会社負担で契約してくれることになりました。これで万が一何かあっても日本と同じような対処ができるため、安心して海外で暮らすことができています。

 

 

コロナ禍での海外帯同は、想像以上に大変なことが多く、「私と息子は日本に残ればよかったかも」と思ったこともありました。しかし今は家族思いで頼りになる夫と、現地の子どもたちと楽しそうに遊ぶ息子の姿を見て、夫の海外赴任に帯同してよかったと心から思っています。

 

著者/米久 熊代

 

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