簡単に済ませられたらと思っていた私
双子を妊娠していたときは、初めての妊娠ということもありフォトスタジオでマタニティ姿を撮影してもらいました。
そして今回、二度目の妊娠。プロに頼むのはお金がかかり、子どもたちを連れていくのも大変なので、今回は自宅でセルフで撮ることに。服装やポーズもなんとなく決めて撮れればいいかな、という程度に私は考えていました。
一方の夫は…
一方で夫は、マタニティフォトに対し私以上のモチベーションを持っていました。撮影前日、仕事から帰宅した夫はSNSでおしゃれなマタニティフォトを検索。おしゃれに撮るアングルやポーズを、いくつも調べてくれていました。
夫は仕事が忙しく、休みは日曜日しかありません。貴重な休みの日にマタニティフォトで時間を取らせることは申し訳ないと私は思っていました。しかしいざ日曜日になると、夫はガーランドや紙コップ、造花など、SNS映えするような小物を朝から黙々と作成・準備してくれていました。
撮影当日を迎えて
そして撮影当日。夫はおしゃれな写真を参考に、背景や光の加減を考慮しながら、率先して撮影してくれました。なんとなく撮れたらいいかな~とのんびり構えていた私でしたが、あまりにも夫がやる気を持って参加してくれたので、そんな本音は言えませんでした。
寝転んで撮ってみたり、脚立に乗って上から撮ってみたり、その動きはまるでプロのカメラマンさながら。上の子たちとも一緒に写真を撮ることができ、夫の協力のおかげで、上の子も一緒に第3子を待ちわびる素敵なマタニティフォトが完成しました。
妊娠・出産というイベントは当然女性のほうが当事者意識が高く、マタニティフォトも夫より妊婦さんのほうがやりたいと思う方が多いだろうと思っていました。しかしわが家では二度目の妊娠にもかかわらず、夫のほうがモチベーション高くよりよい写真を撮ろうと努力してくれました。
今という時間を大切に考えてくれていることがありがたく感じるとともに、家族を大切に思ってくれているこの人と結婚してよかったなぁと改めて思えた体験談でした。
著者/山村智子
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