義母からの頻繁な連絡が重い……
当時、1週間に3回以上、義母から電話が必ず来ていました。決まって孫とテレビ通話を毎回30分以上していて、孫の顔を笑顔で見る義母の様子は本当に孫がかわいく愛しいのだと、私は痛いほど感じるようになりました。
しかし、徐々に義母の孫への愛情が重いと思うようになってしまった私は、義母に申し訳ない気持ちがありましたが、義母からの電話に出る回数を減らすようになってしまったのです。私が電話に出なくても、変わらず義母からの着信は続き、鳴り響く着信音に私は心が疲弊していきました。
止まらない義母からの電話
私が義母からの電話に出る回数が減ったため、義母は私ではなく夫に電話をかけるようになりました。そして、義母は夫が帰宅する時間を見計らって電話をかけてきました。しかし、夫が仕事から帰宅する時間は、私が子どもの寝かしつけをしていることが多い時間帯。
そのため子どもの就寝時間が遅くなってしまうことが多々ありました。また電話のあとは子どもも興奮してしまうようで、なかなか寝てくれなくなったのです。困った私は夫に相談しましたが、義母からの電話を日中にしてもらうようにするしかないという答えでした。
作戦を実行!
そこで、私のほうからも電話をし、義母からのビデオ通話中も、ある程度の時間が経ったら用事があるからと電話を切る作戦をとることにしました。
これまで義母から私たちに連絡をしていたのが、私から連絡をするようになったことで、義母は大変うれしいと打ち明けてくれました。これまで自分ばかり連絡をしていたので、なぜ私のほうから連絡をしてくれないのかが気になり義母は不安だったそうです。
頻回にかかってくる義母からの電話が負担になっていましたが、頻回にかけてくる理由は不安だったからだとわかり、私はその後もこちらから電話をするようにしています。忙しいときは電話ができないことも伝え子どもの写真を義母にメールで送ると大変喜び、義母から頻回に連絡してくることもなくなりました。義母の不安が解消されたようでよかったと思っています。
ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日なりますように!
作画/山口がたこ
著者:神崎 ハナ
2児の母。発達障がい児の育児に奮闘中。育児や健康に関する記事を執筆中のライター。教職員や福祉の資格を持つ。