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出産で意識不明に!辻󠄀希美、結婚当初りんごも剥けなかった…4人の育児を通して変わったこととは?

4人のお子さんを出産後もテレビ出演のほか、SNSでも大人気の辻󠄀希美さんに、妊娠・出産・育児でのエピソードをインタビュー!

辻󠄀希美さん(35歳)は、2007年に俳優の杉浦太陽さんと結婚。2007年に第1子となる女児・希空(のあ)さん、2010年に男児・青空(せいあ)さん、2013年に男児・昊空(そら)さん、2018年に男児・幸空(こあ)さんを出産。テレビ出演のほか、家事・育児などについて発信するSNSも大人気です。

 

今回はお子さん4人の妊娠・出産・子育てについて詳しくお話しをお聞きしました! 4人の妊娠・出産はそれぞれ違っていたそう。

 

4回の妊娠出産……大量出血で意識不明になったことも!

辻ちゃん1

 

大変だったことで特に印象に残っているのは、第1子のときのこと。一人目を妊娠したのは19歳で、周りの友達が成人式に行ったり、遊んだりしているのに自分だけ育児をしていて……若くしての妊娠・出産だったこともあり「遊びに行けない」ということが気持ち的につらかったです。

 

でも体力的には、やっぱり若かったので、体のつらさはあまりなかったです。1人目は(上の子がいないから)つわり中は休むことができた分、今思うとラクだったのかなと思います。

 

つわりはそれぞれで、情緒不安定になることもあったし、食の好みも変わりました。

 

1人目妊娠中は、トマトや氷など、さっぱりしたものを食べたくなって、2人目か3人目のときには、枝豆をよく食べていました。

4人目のときは、無性に辛いものが食べたくて、近所のうどん屋さんの一番辛いメニューを、多い時には週5で食べに行っていました(笑)!

 

妊娠中の体重は、1人目のときは6キロくらいしか増えなくて、2・3人目も10キロ以下。でも4人目は13キロ増えました! 10キロ以上増えると、産後に体重を戻すのが大変でした……!

 

辻ちゃん1

 

パパは全員、出産に立ち会うことができました。出産も4人それぞれ違っていて。

 

1人目の出産は、2日がかりで大変でした。陣痛の合間に寝て、ごはんも食べられなくて本当つらかった……!

 

2人目は、出産直後の出血が多くて、数時間意識がない状態が続きました。4人の中で一番出産も産後も大変でした。

 

3人目は、私の母と子どもたち、家族みんなで立ち会ってくれました。長女が水を飲ませてくれたり、腰をさすってくれたりしました。

 

1~3人目は個人病院、4人目は大きい大学病院で出産。上に子どもたちもいるので計画的に産みたかったのもあり、4人目にして初めて計画無痛分娩で出産しました。MAXの陣痛の痛みがない状態で生めたので、どうして最初からやらなかったのかな?と思ってしまうくらいやってよかったです!

 

出産してから、すべてが「子ども中心」へ

出産して一番変わったのはやっぱり優先順位。考え方が自分中心から、すべて子ども中心に変わりました。結婚する前は自分が第一だったけど、出産してからは子どもが第一に。仕事も、子どもの生活スタイルを崩さない範囲でできるように抑えています。

 

私が子どものころ、私が風邪をひくと母が「代わってあげたい」とよく言っていたんですが、自分が親になってその気持ちがよくわかりました。

 

「子どもの成長とともに自分もできることが増えていく」

子育てで一番楽しいことは、子どもと一緒に成長できること。一瞬一瞬は大変なんだけど、そのおかげで自身の成長を感じられる瞬間があります。

私はもともと、りんごの皮も剥けないくらい何もできなかったんですけど、出産・育児をするなかで、できることがどんどん増えていくんです。子どもと一緒に、自分自身も育っていくことを感じられる瞬間がとても楽しいです。

辻ちゃん1

たとえば、食育(釣りに行って、さばき方を学んで、食べさせる)など、自分の成長とともに、子どもが喜んでいる姿を見られるときは嬉しいです。

 

親子でダウンしてしまったとき、頼れるのはママ友たち

子育てで大変だなって思ったのは、やっぱり自分が体調を崩してしまったときですね。きょうだいが多いと、1人が体調を崩すと家族全員にうつってしまうこともあって、3カ月間家から出られないこともありました。

 

自分が元気だったら家事などもできるんですが、私がうつってしまうと、家事も子どもたちのお世話もままならなくなってしまうので大変ですね。

 

私も子どももインフルエンザにかかって40度の高熱が出たとき、最悪のタイミングで洗濯機が壊れてしまったことがあって。修理業者を呼ぶところまではできたんですけど、立ち会えなかったので、ママ友に立ち会いに来てもらったり。いろんな人と助け合いながらピンチを乗り切ってます。

 

子ども一人ひとりの個性を大事にする「比べない育児」

子育てをするうえでルールは特にないんですが、気を付けているのは「きょうだいを比べないようにすること」。

 

辻ちゃん1

 

お兄ちゃんだから、お姉ちゃんだからできるとは限らない。子どもの成長は、子どもによって違うということ意識するようにしています。

 

毎日「子どもがいてよかった!」

辻ちゃん1

 

毎日、子どもたちがいて良かったって思ってます。

 

下の子ほど成長が早く感じて「大きくならないで~!」と思ってしまいます。子どもがいないと寂しすぎて、私が体を壊しちゃいそう(笑)。子どもがいるから自分のメンタルも体力も保てています。今はもう、子どもがいない生活が想像できないです。

 

最後に、ママたちへメッセージ

育児をしていると、思わぬ壁にぶつかったり、子どもに対してイライラすることもあると思います。でも、子どもといられる時間は、意外と短いんですよね。小学校を卒業するくらいには、親より友達が優先になっちゃう。たくさんお喋りしてくれる時間も、くっつける時間も実はとっても短い。大変な時もあるけど、その時間も含めて大切にして、一緒に子育てを頑張っていきましょう!

 

 ◇ ◇ ◇

 

辻󠄀さん、ありがとうございました! 結婚した当初はりんごの皮も剥けないところから日々努力して、今ではSNSでおいしそうな料理を発信している辻󠄀さん。子どもと一緒に成長している自分を楽しむ姿勢が素敵ですね♪


辻ちゃん1profile:辻󠄀希美

1987年6月17日生まれ 東京都出身。2000年、モーニング娘。の第4期メンバーとしてデビュー。2004年に同グループを卒業してからはユニット活動を経て、ソロでバラエディー番組に出演。2007年に俳優の杉浦太陽さんと結婚。現在は、4児の母として育児の傍ら、TVやイベントに出演。アメブロ、インスタグラム、YouTubeで育児・家事などを発信中。

 

 

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    この記事の著者
    著者プロファイル

    ライター廣瀬尚子

    二児の母。女性誌の編集を経て、フリーランスに。広告やアパレルブランドの撮影、雑誌やWEBマガジンの執筆などを手がける。

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