「大丈夫!大丈夫!」は間違い!?プールが苦手な子をプール好きにする上手な対応とは?

保育士の中田馨さんが、プールや水が苦手な子への対応について教えてくれました。夏になるとプール遊びがあるという園も多いですよね。今のうちから少しずつ水嫌いを克服させたいというパパママも多いのでは……!?

こんにちは!保育士の中田馨です。GWが明けて「夏が近づいてきたなぁ」と感じる日が増えてきました。夏の遊びの一つに、水遊びやプール遊びがあります。 「うちの子、あんまりプールが好きじゃないみたい……」と、保育園などでの夏のプール遊びが少々不安な親御さんもいらっしゃるのではないでしょうか?

今回は、プールが苦手な子への対応方法をお話しします。

 

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水遊びやプール遊びが苦手な理由は何だろう?

そもそも、お子さんが水遊びやプール遊びが苦手な理由は何でしょう?

実をいうと、私もプールが大の苦手でした!幼少期に足が届かない小学校のプールで2回おぼれています。先生に気づいてもらうのも遅かったため、とても苦しい思いをしたんです(今でも鮮明に覚えています!)。それが苦手な理由です。

 

あなたのお子さんも、もしかすると何かしらの理由があるのかもしれません。例えば、顔にかかる水しぶきが苦手。肌にかかる水が冷たいのが苦手。目や鼻に水が入って痛かった…などなど、苦手な理由が分かればそこに気をつけながら徐々に慣らしていくのも一つの方法です。

 

まずは「うちの子、どうして水遊びが苦手なんだろう?」と子どもの様子を観察してみましょう。

 

「水遊びって楽しいんだ!」と知らせてみよう

「プール遊びが始まるまでに、どうしても水嫌いを克服しなければ!」と親御さんが一生懸命になると、子どもの気持ちとちぐはぐになってしまうことがあります。

 

プールが苦手ではない親御さんにとっては「顔に水がかかるくらい平気平気!」と思い、お風呂で、頭からシャワーを「ジャー」っとかけてみたりすることもあるかもしれません。チャレンジしてみることももちろんよいのですが、まずは子どもが「水遊びって楽しい!やってみたい!」と思うことが大切です。「早く克服させたい」気持ちを少し抑えて「どうすれば水遊びに興味を持ってくれるかな?」という視点で、少しずつチャレンジしてみましょう。

 

例えば、水鉄砲での的あてや、しょう油さしの魚を使った「魚すくい」、ペットボトルの底にキリで穴を空けて「ペットボトルシャワー」、スポンジに水を含ませた「スポンジ絞り」など、身近な道具での水遊びを楽しむことが、水の苦手意識を克服する近道だったりしますよ!

 

水遊びするときは、その都度声をかけて

水遊び前や子どもの体に水をかけるとき、触らせるときは、必ず子どもに一声かけてあげてください。「頭に水をかけてもいい?」「冷たくて気持ちいいから触ってごらん」などです。もし、子どもが「イヤ」と言ったらやめた方が無難です。「じゃあ、手にかけてみよう」と大丈夫な体の部位からチャレンジさせます。

 

体の外側から、だんだんと体の内側に水をかける部位を変えていくのも良いでしょう。おそらく、「顔」が一番敏感な部位ですので慎重に。大人の手のひらに水をつけてあごやほっぺにトントンとつけるところからスタートです。

 

水に触れるごとに「平気だったね。触れたね。やるじゃん!」と大いにほめましょう。もしお風呂は平気な場合は、ぬるま湯で水遊びをしてもいいでしょう。

大きなプールで遊ぶコツ

大きなプールを怖がる子もいますね。うちの子は、まずプールの大きさや音が響くことに驚いて泣いていたことを思い出します。怖がるときは強引に入水するのではなく、まずは抱っこのまま、プールサイドに座ってみましょう。最初はプールという環境に慣れることからスタートです。

 

抱っこされている子どもが落ち着いてきたら「水を触ってみよう」と誘って、手や足に水をやさしく触らせます。それでOKなら、腕や脚、おなか、背中……と徐々に水を触らせる部位を増やしていきます。そして「ママと一緒に入ってみよう」とプールに入水です。

 

プールに入ったら肌と肌を密着させて抱っこでゆっくり歩いてみましょう。初日に、ここまで出来たら合格点です。「まだいけるかな?」と浮き輪に乗せたりしない方がよいかもしれません。

まずは子どもの「できた!」を少しずつ増やしていきましょう。

 

 

プールが苦手だった私の後日談。「どうしても泳げるようになりたい!」と思った私は、その後、スイミングスクールに通い、中・高と水泳部。大人になってからも子どもが産まれた後も、ずっと泳ぎ続けています。おぼれたときの苦しさは今も覚えていますが、それ以上に水泳が大好きになりました。水嫌いの克服は、本人の「チャレンジしてみたい!」「楽しい!」と言う気持ちが大切なのでしょうね。

 

 

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    この記事の著者

    保育士中田馨
    一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長

    0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。離乳食インストラクターの養成をしている。「中田馨 和の離乳食レシピ blog」では3000以上の離乳食レシピを掲載中。『いっぺんに作る 赤ちゃんと大人のごはん』(誠文堂新光社)も発売中!

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