経血を不思議そうに眺める息子
私の生理が再開したとき、子どもは1歳過ぎ。まだ発語らしい発語はほとんどありませんでしたが、生理中、一緒におふろにはいったとき、私の体から垂れてくる血を不思議そうに見ていました。
そこで、意味がわかるかわからないかは別として、生理の話を子どもにしてみることにしたのです。
生理の仕組みを繰り返し1歳児に話す
「血が流れているね。これは病気じゃないんだよ。赤ちゃんが生まれるためにね……」のように生理の仕組みの話をしました。
私は、子どもに男の人と女の人は体の作りが違うこと、女の人は、毎月赤ちゃんを産む準備をしていて、赤ちゃんがいないときは、このように経血として流れることを話しました。
生理は1日で終わりではないので、翌日もその翌日も同じ話をしました。そして、それから、また生理がくるたびに同じ話をしたのです。
生理の話をすることは性教育
子どもはどこまで話を理解していたかどうかわかりません。しかし、男女の違いは何となくわかった様子。お風呂の時間であれば、男女の体の違いも自然と話しやすいことに気が付いた私はそれから、度々子どもに生理の話や男女の体の違いの話をするようになりました。
こうした話は性教育になると感じました。私も生理に対する認識が変わり、生理は恥ずかしいものではないと考えが変わりました。
生理中の子どもとのお風呂は大変なことばかりと思っていましたが、今では貴重な性教育の場になっています。生理を題材として、普段の生活の中で自然に子どもに性教育ができる良い機会なので、まだ早い、子どもだからと思わずに、これからも続けていきたいと思います。
著者/nanoka22
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