クックパッドベビーをご覧のみなさん、こんにちは!私は日本で出産し、その後フランスに数年間在住、現在は北欧で子育てをしています。
だんだんと日照時間が短くなってくる北欧の秋。そんな気候の中で、子どもが健康に過ごすための日常の工夫などをご紹介します。
寒くて暗い北欧の秋・・・
北欧の秋。10月に入ると、とたんに気温が下がり始めます。10月上旬の最低気温は5度以下、最低気温も10度前後です。日本だとだいたい12月くらいの気温に相当するでしょうか。
そして、だんだんと日照時間が短くなってきます。10月から12月は1年の中でも最も日照時間が短い季節です。今住んでいる街では、12月には太陽が昇っているのはなんと最短で6時間!
真っ暗だけど、外遊び?
そんな北欧では幼稚園や保育園の登下校も、公園で遊ぶのも、もちろん真っ暗な中です。暗い中で子どもたちが公園で遊んでいるって、見慣れないとちょっと不思議な光景。
でも、暗い中だって、どんどんと気温が下がってきたって、へっちゃら。つなぎタイプの防寒着を着こんで、元気よく遊びます!
また、暗い時期には安全のために反射板ををたくさん身に着けます。キーホルダーやベストタイプのものなど、たくさんの種類がありますよ。
体と心に栄養を!
そして、太陽に当たらない季節には、不足してくるビタミン類などの栄養素を補うことが必要です。食事からの摂取はもちろんですが、子どもも大人もオメガ3系脂肪酸を含むオイルや、さまざまなビタミンが配合されたサプリメントを毎日利用します。
日照時間が短いということは、実は心身ともにとても影響を受けてしまうものなのです。そのため、楽しいことを考えて楽しく過ごすというのも、暗い季節を乗り切るためにはとっても大切なことなんですよ!
北欧の厳しい気候の中で、子どもの体と心を健康に保つための生活の様子をご紹介しました。毎日おいしいものをたくさん食べて、楽しいこともたくさんしよう!寒さや太陽不足に負けないで、元気ですくすく大きくなあれ。(TEXT:会津ちよこ)