「子どもを育てるなんて…怖い」複雑な過去、夫との未来。迷った私は…

結婚して3年、けんかもなくおだやかで、仲良くやっている私たち夫婦。現状に何の不満もないのだけれど、30代も半ばとなりムクムクと膨れあがる不安があります。それは、子どもを持つことへの漠然とした恐怖と、子どもを持たないと決心することもできない宙ぶらりんの気持ちにあったのです。

「子ども欲しいの?」迫るタイムミット、複雑な過去、夫との未来。迷う私は…

 

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「子ども、どうしよう」。曖昧な家族計画

私たち夫婦は、どちらかというと子どもが苦手です。かといって「子どもはつくらない」と決めきって結婚したわけでもなく、子づくりに関する話し合いは特にしたことがありません。

 

実は、私は愛情に恵まれず育ったため、「それを子どもに伝染させてしまうのではないか」という不安があります。それでも結婚してからは、「いつか子どもが生まれてきてくれるのであれば……」と、じっくり自分の過去を振り返って”自分を癒やす”作業を続けてきました。

 

けれどその作業にも終わりがあるわけでなく、気付けば30代半ば。穏やかな日々のなか、夫にこの話題だけはどうしても切り出せずにいるのです。

 

役割を果たしたいだけ?

そんな折、私たちと同じころに結婚した友人夫婦に子どもができたと連絡をもらい、喜ばしい気持ちと裏腹に、私は強烈な焦りを感じていることに気付きました。そこで同時に、違和感を覚えたのです。

 

「私は子どもが欲しいの? それとも役割を果たして安心したいだけなの?」

 

3年前に結婚したとき、大きな幸せを感じながらも、どこかで”これで人並みになれた”という安心感をおぼえたことを思い出しました。”妻”という役割を手に入れてホッとしたのも束の間、今度は”母”という役割が欲しいのか――。

 

そう考えると、子どもを持つということが自分本位な欲望のように感じました。

 

過去を振り返って

出産には肉体的なリミットがあるのは事実ですし、それは私にとって遠い未来の話ではありません。けれども立ち止まって考えてみると、やはり私はまだ、子どもを育てることが怖いです。

 

それこそ、私に愛情をかけることができなかった両親だって、今の私が感じているような”焦り”や”親にならなければいけない”というような強迫観念から、私をつくったような気がしてしまうです。そうした思いから家族を増やし、しっかり愛しあえる方々ももちろんいるはずですが、私と両親の場合はそうではありませんでした。

 

自分の子どもに、私と同じ思いはさせられない。自分が安心したいだけで、子どもをつくるという大きな決断をしてはいけないとも思うのです。

 

 

家族計画は夫婦の問題ですし、話し合うべきことだともわかっています。けれども、私のフワフワとした気持ちは、話し合いよりも前の段階で、自分のなかで折り合いをつけておくべきものだと思いました。夫との暮らしは最高に楽しくて、まだまだ二人きりでいたいのも事実。のんびり、とはいきませんがもう少しだけ、子どもについては悩んでいたいと思います。

 

著者/つちやです

 

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