いつもと違う!? 7日で終わるはずが…
ある生理の終わりのころです。いつもだったら7日ぴったりで生理が終わるはずなのに、茶色の血混じりのようなおりものが2~3日もたっても続き、なかなか止まりませんでした。
「ストレス? 疲れ?」と、フルタイムで働きながら育児と家事もこなしていたので、体調が悪いのかもしれないとしばらく様子を見ることにしました。
しかし10日たっても茶色のおりものは止まらず、さすがに「これはまずい!!」と思った私は、不安ながらも勇気を出して婦人科に行くことに。
不正出血の原因とは?
ドキドキしながら婦人科に行き、エコー検査を受けたところ、右側の卵巣が腫れているとの診断でした。しかし受診したのが個人病院で「大きな病院でMRI検査をして詳しく調べないと卵巣が腫れた原因がわからない」と言われ、総合病院への紹介状を渡された私。
「大きな病気だったらどうしよう……」と、不安で胸がいっぱいになりながら紹介された病院へ行き、約1時間のMRI検査を受けました。
その結果、チョコレート嚢胞だということがわかりました。ガン化はしておらず、大きさも正常範囲とのことで様子を見ていくことに。今すぐにどうこうなるということではなかったので、ひとまず安心しました。
あとあと考えてみると…
病院を受診したあと、「何で気づかなかったんだろう……。何か症状とかなかったのかな?」と考えてみました。ハッと思い出したことは、不正出血があった2~3年ほど前から経血量が急激に多くなることがあったこと。
私は生理の1~2日目に、多い日用のタンポンと多い日用のナプキンを併用していたのですが、2~3カ月に1回くらいの割合でタンポンをしているのに2時間ほどでナプキンまで真っ赤に染めるほどの出血を起こすことがあったことを思い出しました。今考えると、それが予兆だったのかもしれません。
いつも規則正しく生理がきていて、不順でなければ健康だと思っていたのに本当に思いもよらないことでした。でも、よく考えれば小さな予兆や変化は何年も前から起こっていたのだなと感じます。
これからは少しの変化でも気になることがあれば病院を受診するという選択肢を持とうと思います。
著者/ゆちみこ
監修/助産師 REIKO
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