物語の主人公である「柊レディースクリニック」の医師・柊 二三香(ふみか)が、クリニックに訪れる患者たちの心と体の診察をおこなうマンガ『15センチの関係~SEXから病まで』(監修/ひなた女性クリニック 院長 谷口久枝)をご紹介します。
二三香のクリニックで定期的に性病検査を受けている女性。二三香との出会いは2年前のことでした。女性は下腹部に痛みを覚え、検査をしてみるとクラミジアに感染していることがわかりました。彼女に「パートナーの方と一緒に治療していきましょう」と話す二三香でしたが、後日女性は「彼とは別れたのでひとりで治療を」とクリニックにやってきて……。
彼としかしていないはずなのに、クラミジアに感染しまったことを伝えると、彼は「浮気をしたんだろう」と女性に疑いの言葉をかけたといいます。つらさをわかってほしくて、一緒に治療をしてほしくて勇気を出してパートナーに話したのに、彼のこの反応には怒りがこみ上げてきますね。
作中の女性が彼から言われたように、性感染症になってしまったというと「不特定多数の人と性行為をしている」「浮気された、遊んでいる」というふうなイメージを持たれてしまうこともまだまだ多いのかもしれません。こういったイメージがまた、性病検査を遠のかせている一因でもあるのかもしれないと思います。
大切なパートナーのためにも、もしお別れすることがあって次のパートナーを見つけるときのためにも、もし性感染症が見つかったら共にしっかり治療することが重要ですね。
記事監修/助産師REIKO
『15センチの関係~SEXから病まで』は、各電子書籍配信サイトにて配信中!
生理や性教育の話題が出るたびにツイートしているこちら
— ふくだもとこ@オフィシャル (@motoofficial) March 6, 2021
「15センチの関係〜SEXから病まで」不妊・生理痛・更年期・性感染症…自分(女)の身体とコミュニケーションの大事な話
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©福田素子/forcs
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