わが家のお財布事情
結婚して5年。子どもが3人生まれて5人家族になったわが家ですが、今まで夫と私はお財布を別々にしていました。私は夫の収入や給料日、ボーナスや貯金額などはおおよその予想で把握していましたが、夫は私の収入や給料日、貯金額は一切知りません。
これまでの家計のやりくりとしては、家賃や光熱費などは夫が払い、食費や生活用品などは私が買う、車の税金などはお互いに自分の車の分を払う、といった感じ。結婚と同時に家計を一緒にしたほうがよかったのかもしれませんが、なんとなくこれでうまく回っていたので、その生活を続けていたのです。
家計を管理しない私に不信感を抱く夫
私は、夫は自分で稼いだお金は自由に使いたい派だと思っていました。私と結婚を決めたのも、私があまり細かいことを言わないのが理由だと思っていた、というところもあります。そのため、私が家計をすべて管理してしまうと、夫が窮屈に感じてしまうのではないか、と思っていました。
ところが、夫からすると自分の収入をまったく明かさず、家計も管理しない私に不信感を抱いていたようなのです。夫の私に対する不信感に加え、ある出来事で揉めたことがきっかけで、私たちはお財布事情を見直すことになりました。
夫の「君が払うんでしょ?」で大モメ!
揉めたきっかけは、夫が「子どもの幼稚園にかかる費用は君が出すんでしょ?」と言い出したからです。
家賃や光熱費、食費などはきっちり分担していましたが、子どもに関する出費は相手が出すもの、とお互い勝手に考えてしまっていたのです。私は収入が多い夫が出すと思っていて、夫は私が払うと思っていたので、お互いがお互いをあてにしていました。
そのせいで私と夫は大モメ。結局、このときは私が払うということで落ち着きました。しかし、今後もこのようなことが多々出てくる可能性を考えると、そのたびにお互いをあてにしてまた揉めるかもしれません。そこで、話し合いの結果、今後はお財布を一緒にすることになりました。
今思えば、このままお金の管理を各自でおこなっていたら、5年後、10年後に、自分が思っていたよりも相手に貯金がなかった、とガッカリしていたかもしれません。今後の夢はマイホームを持つことなので、そのためにも今から家計の管理をしっかりして、夫と力を合わせてわが家の資産を増やしていきたいと思います。
著者/sugar111 佐藤 幸代
イラスト/マメ美
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