秋冬になると、赤ちゃんのやわらかく弱い肌は乾燥による肌荒れを起こしやすくなります。また、インフルエンザやウイルス性胃腸炎など心配な感染症も、毎年秋から冬にかけて大流行します。
秋冬に必要なスキンケアや感染症予防について、わが家で行っている方法をご紹介します。
肌荒れには小児科処方の保湿剤が効く
乾燥肌のケアに市販クリームもいろいろ試しましたが、小児科で処方されるヒルドイドがいちばん効果がありました。お風呂上がりは全身に、また食後は口周りに塗っておくと肌の乾燥を防げます。
赤ちゃんによって肌に合う保湿剤は異なりますので、小児科に相談してみましょう。また、秋冬は温かく軽い化繊の服が便利ですが、静電気で肌荒れがひどくなることがあります。わが家では屋内ではコットンの服を着せて肌荒れを予防しています。
感染症が怖い……!意外な予防法とは?
感染症予防いえば「うがい・手洗い・予防接種」ですね。これ以外で感染症予防効果が確認されている生活習慣をご存知ですか?それはズバリ歯磨き!
感染症ウイルスの多くは粘膜(主に口)から侵入します。歯の汚れをしっかり落としておけば、ウイルスが侵入しても増殖する「エサ=歯垢」が少ないので発症しにくいそうです。わが家では「生活習慣を整えて免疫力UP、人混みを避ける、丁寧に歯磨き」で、秋冬の感染症を予防しています。
暖房器具や加湿器について
秋冬に暖房を使用する際は床暖房など火傷の心配のない器具を使用するか、赤ちゃんが触らないようガードを設置しましょう。また、肌荒れや感染症予防のために必ず加湿しましょう。
加湿器もいいですが、赤ちゃんのいる家庭では洗濯物を屋内に干すのが一番効果的で安全です。加湿器は雑菌繁殖の温床となったり、空気中に飛来する水の微粒子が赤ちゃんの肌に付着し揮発する際、同時に肌の水分も奪って乾燥を促進することもあります。
秋冬は赤ちゃんの健康面でママの心配ごとが増える季節ですが、ハロウィンやクリスマス、お正月など家族で楽しむ行事も盛りだくさんですね♪日ごろのケアで、赤ちゃんと快適で楽しい秋冬シーズンを過ごしてくださいね!(TEXT:伊川遥)