隣人の老婆に詰め寄られたトラネコさんは気圧されてしまい……。
雪だるまがどこにあるかなんて知らないわよ!
トラネコさんは隣人の老婆に何に困っているのかを聞きますが、困っていることはないと言います。ではどうして毎日うるさい音を立てるのかと聞くと、「やっぱりお宅が管理会社に連絡したの?」と、老婆がまたも詰め寄ってきます。
「してません!」と答え、冷静さを失ったトラネコさんは、雪の話に触れてしまいました。
「なんで子どもが雪で作ったものを壊したんですか?」
「急に子どもたちに怒ったり。作ったものを壊すなんて何か理由があるんですよね?」
実際に管理会社に連絡したのはトラネコさんの夫。管理会社がどこまで言ったのかわかりません。トラネコさんは、心臓が震えるぐらいドキドキしているのでした。
◇ ◇ ◇
何かに困っているなら、音などで攻撃したり、子どもが作った雪の作品を壊すのではなく、管理会社を通して言ってくれれば良いのに……。と思う人も多いのではないのでしょうか。