筆者は3人目を出産して、上の2人と同じように母乳育児で育てています。母乳をあげていると自然と痩せていた上の子2人のときとは違い、むしろ妊娠中の方がつわりで痩せていたといえるほど体重が増加!とくにおなかまわりのお肉が大変なことになってしまいました。
母乳神話もなんのその、確実に疲れているのにやつれずに太っていく・・・。この状況を打破するために私が行っていることをご紹介します。
3人目は痩せないのはなぜか?
何人産んでも、きちんと産後ダイエットに成功する人はもちろんいます。しかし、通説として3人目のあとは痩せにくい、ともいわれているようです。
実際、出産で骨盤が広がったままだとそこに脂肪が溜まる、という説もあり、年齢が上がるに連れて代謝が悪くなり痩せににくくなる、というのを私はいちばん実感しています。
3回とも産後は同じように過ごしていて、なぜ痩せないのかというのは、やはり加齢も原因のひとつだと私は思いました。
基礎代謝を上げるためにしていること
考えてみると、もともと低体温で不妊気味だった私は、妊活中に体温を上げるべく努力をしていました。産後はそんなこともすっかり忘れて、日々湯船につかるヒマもなく、1日中冷たい飲み物を飲んでいました。
そこでまずは、起床したら白湯を飲むようにしました。白湯は腸の活動をよくしてくれるので、便秘がちな私には合っているようです。朝に白湯を飲むだけで体調が少しよくなってきました。
食事を減らすのは難しいので内容を変える
”育児に追われ、食事だけが楽しみの私から食べ物を奪ったらかわいそう”と、ここは自分を少し甘やかし、食事はきちんと摂りながら質を変える方法をとりました。
まずは、話題の亜麻仁油を摂取してみました。こちらも毎日スプーン1杯で腸活に効果があるといわれています。αリノレン酸によって血液や血管の質がよくなり、アレルギーにもいいとされています。このままでは成人病まっしぐらの私にはぴったりでした。
育児に追われて体力に余裕がないため、産後ダイエットで運動をするのは難しい。そんな私はまず、腸活と基礎代謝アップを図りましたが、徐々に便秘が解消して体が少し軽くなってきました。次は骨盤周りを中心に運動を取り入れたいと思っています。(TEXT:山田孝子)