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「え!?どういう意味!?」ママ友が経営する保育室に息子を預けたら言われしまった驚愕のひと言とは?

私のママ友は夫婦で保育室を経営しており、ご縁もあって息子を2歳児クラスに預けることになりました。しかし、預けてみてわかったママ友の保育士としてのプロ意識。その情熱を押し付けられた私は、疲れ果ててしまったのです。

ママ友が経営する保育室に息子を預けたら

 

 

ママ友が経営する保育室に息子を預けたら

 

最初は融通の利く保育室だと思っていた

この保育室はママ友夫婦が経営していて、0~2歳児クラスを5人まで預けることができます。ママ友夫婦以外にも保育士が数人いて、5人の園児を3人の先生が見るという、とても目が行き届く環境。

 

そしてありがたいことに、布団は持ち込み不要、園児が少ないため病気の感染リスクも少ない、汚れた服は洗ってくれるなど、とても手厚い保育室でした。当時2歳児だった息子も、集団生活が苦手なのもあり、少人数の保育室は良い環境でした。

 

徐々に私が宿題を与えられるようになる

私は働いていますし、ただ安全に預かってもらえればそれで十分だと思っていました。しかし、ママ友夫婦は保育士として理想が高すぎる夫婦だったのです。

 

「毎日30分洋服の脱着の練習をさせて」「トイレトレーニングをしっかりやらせて」など、発達が遅めの息子にはハイレベルな宿題を私に出してきました。私は、息子のペースに合わせてゆっくりでも良いのではないかと思いながらも、言われたことをする日々でした。

 

4者面談で今後の進路を押し付け

ママ友夫婦と私と夫で面談が2回もありました。普段の息子の様子を教えてくれるのはよかったのですが、息子の翌年の進路を幼稚園にしたいと考えていた私たちに、ママ友は「絶対保育園が良いよ!」と言ってきたのです。そのほうが息子は絶対可能性が伸びると強い説得。

 

しかし、それでも私たちは幼稚園を希望すると伝えると、ママ友は不機嫌な顔をしてこう言ったのです。「もっと仕事も育児も頑張らないとダメよ!」私はすでに身を削りながら頑張っていました。これ以上何を頑張れば良いのかと悩んだ私は、翌日ウツ状態になり寝込んでしまいました。

 

 

距離感のミスだったと感じた

保育室を卒園した息子は、現在幼稚園に通っています。息子にとっては良い保育室でしたが、保護者への宿題が多くて驚いてしまいました。ママ友という立場から、先生と保護者という立場に変わり、関係が崩れたような感じがします。 

 

これは距離感を間違ってしまったなと思う瞬間でした。ママ友は理想の教育方法を教えたくてたまらない様子でしたが、私はママ友のように子育てのプロではありません。当時はママ友の期待に応えられない無力さえ感じる一方、教育指導が負担になっていました。 

 

 

保育園にはいろいろな先生がいますが、ここまで熱心な先生は初めてでした。保育士としてプロ意識を持つことは非常に素晴らしいです。しかし、保護者が皆、器用に子育てができるわけではありません。家庭の事情もありますし、ママのできる力量もそれぞれ。当時ママ友にママとして否定された私にこう言ってあげたいです。「あなた以上のママはいない。自分のペースで大丈夫だよ」と。

 

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作画/山口がたこ

監修/助産師 松田玲子


著者:松野椎香

今年小3長男、小1娘、年中次男を持つ3児の母。実家は両家共に遠方。次男は知的療育中。調理師免許。書道セラピスト。筆文字やピアノ弾き語りが趣味。心理カウンセラーの資格取得を目指して日々勉強中。

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