子育てグッズのおさがりはアリ?ナシ?
初めての妊娠出産を終えた私は、子どもの洋服や子育てに必要なものを調べ、どれを購入しようか迷いながらも、その過程を楽しんでいました。そんなとき、義姉から「おさがりを使ってはどうか」と提案があったのです。
初めての子ということもあり、私はあまりおさがりに前向きになれなかったのですが、夫はとてもノリノリ。「おさがりでいいじゃん! タダなんだし」と言うのです。夫が私の気持ちを理解してくれないなか、「いただけるのはありがたいけれど、全部おさがりはちょっと……」と正直に義姉に伝えたところ、義姉にはムッとした顔をされてしまいました。
その後、夫や義姉と話し合いを重ねた結果……、使用期間の短いベビーバスや保育園に置いておく用の洋服だけ少しいただき、使用回数の多い肌着や抱っこ紐は自分で購入することにしました。
名前は読み重視? 漢字の意味重視?
「子どもの名前は両親からの最初のプレゼント」だと思った私たちは、本やネットなどさまざまな媒体から情報を収集し、子どもの名前を一生懸命考えました。
しかし、相談しているうちに、ここでも私と夫の意見が違うとわかったのです。夫は名前の「読み」を重視していて、私は「画数や漢字の意味」を重視していました。
そうなると、お互いに納得できる名前がなかなか決まりません。そこで、試しに夫に名前を考えてもらい、私が読みに合う漢字を考えることに。お試しのつもりでしたが、お互いの意見をうまく組み合わせて、納得のいく名前をいくつか考案することに成功。最後はわが子の顔を見て名前を決めました!
スポーツ一本? それとも文武両道?
子どもを出産したあと、夫婦での会話が増えた私たち。しかし、子どもとしたいことや、してあげたいことを話しているうちに、またもや夫婦間で考えが違うと判明したのです。
特に、教育に関しては違いが大きく、夫は自分自身がスポーツでいい成績を残してきたので、子どもにたくさんスポーツをしてほしいと思っているようでした。一方の私は、子どもには文武両道でバランス良く経験を積んでほしいと考えていました。
とはいえ、一番大切なのは子どもの気持ち。私たちが今揉めてもどうしようもないとなり、「子どもが決めたことを全力で応援してあげられる両親になろう」とだけ約束しました。
出産後、子どもについて夫婦で話し合う機会が増えると、お互いの考え方の違いに気付く場面が増えました。お互いに意見を譲らず、ときにはケンカ寸前になることも。
でも、意見をぶつけ合えたからこそ、最終的にはお互いに納得のいく結論を出すことができました。まだまだ未熟な私たちですが、子どもと一緒に成長していけたらいいなと思っています。
著者/藍沢えま
作画/村澤綾香
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